今朝の新聞各紙にも次の様な記事が掲載されている。
 
 
 ビールが49.96%、発泡酒が15.37%、第三のビールが34.66%という調査結果をご覧になり、このページにうなずくご主人は少なくないであろう。
 
 以前、政府は発泡酒の売り上げが伸びて酒税が落ち込んだときに、発泡酒に対する増税を行った。その結果、出たのが第三のビールであったことは記憶に新しい。
 
 記事には350mlの缶で、ビールは215円に対し77円の税金、発泡酒は159円に対し47円、第三のビールは139円に対し28円の税金とある。
 
 震災や景気後退に伴いお酒を飲む機会が減ったとはいえ、世の中に数多いらっしゃるビール好きのお父様にとってはできる事であれば本当のビールが飲みたいというのが本音であろう。
 
 私の家の食卓に並ぶものも御託にもれず第三のビールである。私はお酒の味はよく分からないが、やはりできることなら本物のビールが飲みたいと思う。
 
 さて、ビールの値段はその課税の大きさにより、私は公共料金に匹敵するものだと考える。
 


 
 今日の記事を拝見しながら、池田勇人の「貧乏人は麦を食え」との言葉が記憶によみがえった。その後、所得倍増計画を打ち出した方ではあるが、経済の原則とはいえ、現在の日本の状況は貧乏人は第三のビールを飲めと新聞が揶揄しているような感じが否めない。
 
 国会は小さなことにこだわらず、大局的な立場から日本の将来像を分かりやすく国民に示さなくてはならない。
 
 苦しみも乗り越えなくてはならないだろう。然し、耳障りのいいことだけを言うのではなく、本当に必要な事を国民に伝える必要がある。
 


 
 古河市も来年度予算編成にあたり、大変ご苦心されているころであると思われる。なぜならば将来の見込みが立たないままでの予算編成であるからである。
 
 合併により膨らんでいた予算を5%削減するといった財務部長であるが、来年度の予算委員会でどの様なご説明をされるのか。市民サービスの低下なしにこれをクリアーできれば拍手喝采である。
 
 古河市役所財政部の威信をかけて取り組んでいただきたい。