7月21日に、古河市議会6月定例会議会報告「市民のみなさまへ」という怪文書が拙宅のポストに3部も放り込まれていた。

 このチラシの内容にいささか疑問を感じていたので、9月定例議会で確認の一般質問を行った。内容をご紹介したいと思う。

落合康之:7月21日に市内に一斉にまかれた青いチラシには、ある議員がQ土地は沼地であり、地震で液状化し地盤沈下するというのは本当か?と書かれており、A建設予定地の地質調査を実施した結果、震度6~7程度の地震でも液状化の心配は無く、今回の地震でも液状化は無かった。今回の地震では、第七小学校周辺のみであった。(答弁:都市計画部長)となっているが、本当にこんな答弁をしたのか。

都市計画部長:建設予定地の地質調査を実施した結果、震度6~7程度の地震でも液状化の心配は無く、今回の地震でも液状化は無かった。と答弁した。

≪私の意見≫
都市計画部長がいかにも答弁したと市民に誤解を与えるこのデマチラシに心底納得がゆかないのは私だけではあるまい。6月の議事録をご覧になれば、質問議員に対し、今回の地震では、第七小学校周辺のみであったなどと議事録のどこにも見当たらない。ねつ造文章を作成するのは議員として最低のことである。

 また、本日の全員協議会において市長は私の質疑に対して以下の様に答えている。

落合康之:今月14日に折り込まれた青いデマチラシにはQ予定地の多くは市長の土地と言うのは本当か?というものがあり、A「前略、尚、この土地は計画が決定した平成9年以前からのもので、その後に取得した土地は無い事を付け加えておきたい。」とあるが、これは正しいか。

市長:平成9年度(平成10年3月31日まで)と訂正させていただき、更にその後に取得した土地は2つある。

≪私の意見≫
我が会派の赤坂議員が6月議会の出来レースのような一般質問とその答弁に疑問を抱き、関係官庁をしらみつぶしに調査した所、このような偽装答弁が発覚した。また、市長が6月議会で答弁した「ほとんどが親からの相続のものであり・・・」という件は、法務局の資料によるとその殆んどが「売買」ということも判明した。

 我々の会派は、今回のデマチラシに関して本来中立・公平であるべき議長までもが「議事録をねじまげ」、市長も「黙っていればわかるまい」といった答弁をしたことに対し、猛省を求める意味も込めて、運動を開始することとした。

 市民の皆様におかれてはこの青いデマチラシに惑わされることなく、正しいご判断を賜るよう心からお願い申し上げる次第である。