毎日、少しずつ論語を読ませていただいている。論語の一節に知識人と教養人の違いが述べられていた。知識人とは分かりやすく言えば物知りに過ぎず、教養人はその知識を活用できる人の事を指す。

 我々も委員会や会派で先進地の視察研修を行っているが、そこでの成功例はそのまま古河にあてはめても通用するものではない。まさに知識を活用することが肝要なのである。

 数年前に唐津市に中高一貫校誘致の件で視察を行ったことがあった。古河に帰ってきてすぐに視察報告書をまとめ執行部に提言し、更に地元ローカル紙にもその内容を掲載し、中高一貫校の必要性を広く訴えさせていただいた。

 おかげさまでその翌年の1月に古河に中高一貫校ができることが発表された。我々議会の努力が実を結んだのである。

 茨城県教育委員会の発表ではこの学校の選抜検査の日も平成25年1月12日(土曜日)と決定され、同23日午前9時に合格発表が行われる。

 この学校で学ぶこととなる本県のリーダーたちは「教養人たるとも知識人たることなかれ」とエールを送りたいと思う。

 初年度はかなりの高倍率となることが予想される。

 古河地区中等教育学校のHPが開設されたのでここにお知らせしたいと思う。


 熱中症には充分注意してお過ごしいただきたい。