金曜日に議案に対する質疑を行った。古河市が購入する市内循環バス2台の落札金額についてである。

 たまたま我々無会派の会は7月に神戸にコミュニティー交通の視察へ赴いた時、今回古河市が購入するバスと全く同じバスに乗車し、説明を受けた。

 当日受けた説明では購入費用は約1100万円(バリアフリー法適用により150万円の補助有り)とのことであった。

 確認のため昨日電話で確認したところ、補助金を除いて1台を1420万円、2台をそれぞれ1350万円で購入したことが判明した。

 また、古河市近隣の自治体で同型車種を導入しているところに電話で問い合わせてみると、どこも(私が調査した限り)古河市よりも安い価格で購入していることが判明した。

 質疑において「他の自治体の購入価格を参考にしているのか」と質した所、「していない」との答弁。また「乗った事はあるか」の問いにも「ない」との答弁である。

 市内循環バス2台の購入金額が38,690,808円。1台に直すと約1935万円にものぼるのであるが、一体どんな装備のバスが想定されているのか、総務委員会での審議が見ものである。

 参考までにA市1541万円、B市1560万円、リースのC市でやっと1900万円の購入費用である。

 自分が車を購入するに当たり、試乗しない人はあまりいないと思う。ましてや大体の購入価格を調べることなく購入するとは全く以ってお金を大切に思っていない証左である。

 無会派の会では今回の購入価格が市民にしっかりと説明ができるまで粘り強く追究してゆくつもりであるので市民の皆様のご支援を賜りたいと思う。