昨夜遅くまで(正確には今朝早くまで)開票速報をご覧になっていた方も少なくなかったであろう。睡眠不足で始まるこの一週間、お体には気をつけて乗り切っていただきたいと思う。

 さて、大方の予想通り民主党の負けとなったこの夏の参議院議員選挙、これで衆参完全ねじれ状態となり衆議院で3分の2を持たない民主党は八方塞がりの状態となった。

 みんなの党は大躍進(小躍進?)を受けて、すぐにでも解散総選挙と意気込んでいるが、そんなにすんなりと行くものではないだろう。

 但し、民主党内での分裂が起こればそれ程的を得ていない話でもないが・・・

 東京市場の株価は既に織り込み済みで、朝方少し売られたようであるが、大きな動きはないものと思われる。

 ねじれた状態では法案は一本も通らない。然し、今は与党だの野党だのと言ったことを言っている場合ではなく、目の前にいる国民の生活をどうするのかしっかりと審議しなくてはならないのである。

 与党も野党も我が国日本の景気浮揚については同じ認識を持っている。その方法について差異があるのであって、それは国会の場でしっかりと審議し、国民の期待に応えなくてはならない。先ずは日本の経済再建である。

 菅代表の参議院選挙責任問題、小沢グループとの関係で一波乱あることは否めないと思う。暫くはこの問題でごちゃごちゃすると思うが、万難を排し、国民の為の政治をしっかりと行っていただきたいと思う。