4月から旧古河地区の可燃ごみ収集を週3回に増やすことが出来た。市民の皆さんからは生ごみ等の悪臭から解放されたとのお褒めのお言葉を頂く一方で、レジ袋でのごみ出しが出来なくなったことへのご不満を賜ることとなった。

 犬を飼っていることから朝夕散歩をする時にごみ集積場の前を通る。中身の見えるゴミ袋にスーパーのレジ袋に包まれた生ごみなどが入っている。

 これまではレジ袋単体で出せたのであるが、更にそれを透明なビニール袋で包み、出されている。

 ごみ減量といいながら、私の見る限りでは増やしているのは「市役所の制度」ではないかと思う次第である。

 6月の定例議会では全く別件に関して「批判」ではなく「政策提案」を行おうと思っていたが、急遽質問に追加しなくてはならない案件となりそうである。

 以前も申し上げたが、市役所は「市民の役に立つ所」でなくてはならない。特にごみの問題等については「最大公約数」である市民のご意見を充分に配慮すべきである。

 景気の回復が見られない中、新しい年度が始まった。民間では1円でも安く良いものを仕入れようという傾向である中、ごみ減量と言う掛け声とは裏腹に、若しごみの総量が増加ともなれば市民は黙っちゃいないと思うのであるがいかがであろうか。