時代も大きく変わり、日陰の存在で、恥ずかしくて「塾を経営しています」とは言えなかった20年前が懐かしく思われる。

 いつの頃からか私立学校の塾対象説明会が開催され始め、今では公立高校から塾へ暑中見舞いの葉書が届いたり、公立高校の塾対象説明会が行われたりしている。

 昨日、下妻一高よりご案内を頂いた。残念ながら午後に行われる説明会では、夕方からの授業に支障が出る為、出席は叶わない。

 当該学校ではスカラシップ制度を導入されるようで、OB会が中心となり、東京大学へ進学した者には学費1年分、筑波大学の医学部に進んだ者には入学金を送ると言う。

 公立高校も生き残りをかけた戦いに挑み始めているのである。古河地区も早く特色のある学校づくりをしなければ優秀な生徒の市外流出が止まらなくなる。

 私は古河のまちづくりを考えた時、教育の充実は最重要課題であると考えている。学ぶ目的を持たせる環境作り、勿論頭でっかちの融通の利かない子供にはしないように充分注意を払いながら、地域の発展のために役立つ子供を育ててゆきたいと思う。

 いよいよ来週、唐津市に視察に行く。学校誘致に命をかけた唐津市職員の皆さんから全ての情報をお知らせ頂き、古河市の教育発展に寄与してゆきたいと思う。

 特に九州電力がこの学校に20億円の寄付を行った事に関しては詳細を知りたいと思っている。