衆議院の解散総選挙が8月30日に執行され、即日投開票が行われる。茨城県知事選挙も大方同日選挙となる見通しだ。

 麻生降ろし封じのために解散予告をするというワザをお使いになられた総理は私よりも何枚も上手である。

 自民党にこれだけ逆風の中で来週解散すると予告されたが、これで茨城県連も大変になると思う。県連の担ぐ候補の応援に地元自民党の代議士が駆けつけられないからである。自分の頭の蝿を追うだけで精一杯のこととご拝察申し上げる。

 投票率が高ければ知事選挙は現職が有利となろう。衆議院選挙において県内の自民党候補が惨敗をするようであれば、来年の年末に行われる県議会議員選挙も大波乱があろう。

 時代が求めているのは「変革」であり、旧態依然とした古いしがらみにがんじがらめになった政治ではないことだけは誰の目にもはっきりと映っていると思う。

 それにしても今年の夏休みは忙しい。盆明けに公示があり、翌週は9月定例議会が開始する。議会開会中に衆議院選挙と茨城知事選挙がある。職員は週末も休まず、徹夜で議会にあたることとなる。

 市長選挙が10月4日にあるために前倒しとのことであるが、一週間くらい遅らせても問題はなかろうと思う。

 いつもにもまして今年は暑い夏であることは間違いない。