私の自宅兼、会社兼、事務所には毎日毎日来客がある。困りごと相談や、進学の悩み、家庭内の問題等、非常に多岐にわたったご相談を受けることとなる。

 塾業務の本当の営業時間は午後3時から10時までなのであるが、そんなことを言っていたらお客様など来てはいただけない。

 今週は先日行った全国統一小学生テストの返却期間でもあることから、午前10時から個別面談の申し入れがあり、更にその面談中に環境政策課の課長さんたちが報告書を持って説明に訪れて来てくれたのであるが、残念なことに面談が先約となっていた為にお茶も差し上げられず、大変失礼したことをこの場をお借りしてお許しいただきたいと思う。

 課長さんたちが一生懸命働いてくれたおかげで、防風植栽も設置できた。取り敢えずは様子を見て、まだまだ手直しが必要とあらば、是非又私の力になって欲しいと思う。

 報告書に関してはこれからが市民との対話の正念場である。お身体に充分気をつけて、市民の理解とご協力が得られるように頑張っていただきたいと思う。本当に有り難う。

 さて、昨日開催された全協についてご報告したいと思う。

協議事件は

1.古河市公共事業の再評価に係る対応方針について

 古河市公共事業再評価委員会の答申を踏まえ、以下6件の事業を継続する旨が報告された。

公共下水道事業(古河処理区)・(総和処理区)/公共下水道(雷電・下山及び中央排水区)事業/磯部都市下水路事業/赤松市営住宅建替事業/古河総合公園整備事業

 この件に関しては特段問題点も見当たらなかったことから、私は質疑を行わなかった。

2.古河市公の施設指定管理者指定候補者の選定について(答申)

 古河市公の施設指定管理者選定審議会が出した答申が資料として報告された。市から諮問を受けた公募7施設、非公募9施設の合わせて16施設が発表された。

 今回は答申の報告であり、この答申を受けて古河市が議案として意思表示してくるのは12月の定例議会となることから、事前審査に抵触すると判断したことから私は質疑を行わなかった。

 私の疑問点は一点だけである。それは付帯意見(1)にある文言だ。「事業計画書における市委託料が、市が管理する場合に見込まれる経費を超えている指定候補者については、市民サービスの向上と管理経費の縮減を行うことを目的とした指定管理者制度の趣旨を踏まえ、指定候補者と十分な協議を行い、その額は市が管理する場合に見込まれる経費と同等以下になるよう配慮されるよう要望する。」とあるのだ。

 これを読むと、何のための指定管理者制度への移行なのか理解できなくなる。つまり、経費縮減の目的を無視して、市で直営で行うよりも高い経費を支払って仕事を行ってくれると言う指定候補者が含まれると言うことである。

 結論から言うがこれがまかり通って議案に出されれば明らかに問題である。市が見積もった額以上の金額が通るなどあり得ない候補者があるというのであるから、驚きである。この点に関しては12月定例議会で徹底的に議論するつもりであるので、担当部局は私の納得できる答弁が出来る様に資料をそろえていて欲しいと思う。

3.粗大ごみ等の収集形態統一について

 処理困難物ごみ収集の統一/粗大ごみ収集の統一/処理困難物・粗大ごみの戸別訪問手数料の統一/自己搬入ごみ処理手数料の統一

 以上四件が平成21年度より統一される運びとなる。現在、古河地区ではタイヤ・バッテリーといった処理困難物は収集されていないが、来年4月からは搬入できるように統一すると言う。

 問題点は持ち込みごみによる処理費のかさみがどれ位あるのかで、古河市以外の方が持ち込まれた場合の対処をどうするのか質疑した所、本人確認を行うとの答弁であった。

 ごみの問題についてはこれらのことを統一するだけではなく、一日も早く燃えるごみの週3回収集に統一して欲しいと思う。

4.その他
(1)建設工事の入札に係る談合情報とその対応について

 一連の談合疑惑について報告があった。私は11/4執行の入札談合について以下の質疑を行った。

落合康之:公告番号73、74は入札資格が市内の業者限定で特A、A又はBの業者しか入札に参加できないが、この条件をつけたのは誰か?

副市長:入札審査会で決定した。

落合康之:11/4の談合の件を11/10まで公表しなかったのは誰の指示で何故しなかったのか?

総務部長:珍しいケースであったから。今後は迅速に対応する。

落合康之:参加業者の名前はどこから漏れたと考えるか?

総務部長:(漏れることは)あり得ない。

落合康之:それでは、参加業者を知っていたのは誰か?

総務部長:契約担当課である。

 11/17の談合の件についても質疑を行った。

落合康之:総合評価落札方式の評価は誰が行ったのか?今回の入札者の評価内容は?

総務部長:県(でもお願いしている)2名の審査員だ。評価は事前に業者に報告している。

落合康之:17日に報道に発表し、議員には連絡が遅れたのは何故か?

議長:FAXを受け取ったのが5:15で、職員の残業の問題もあり、議長判断で翌朝にした。

落合康之:本日は関心があるのかこれだけマスコミが来ているが、市長のコメントをお願いしたい。

市長:談合は業者のこと。結果として談合の疑いが払拭できない。総合評価方式は古河市で初めて取り組んだことなので残念だ。

*古河市は11月13日付で公正取引委員会に文書で報告した旨、報告された。市民の疑念を払拭するためにもきちんとした調査がされることを願っている。

(2)出産育児一時金の引き上げについて

 1月1日より、国保加入者には現在35万円支給されている一時金を3万円を限度に引き上げることが報告された。

以上、取り急ぎ報告のみ。