昨日、また痛ましい事件が起こった。大阪の個室ビデオ店で店に放火し、15名が亡くなるという悲しく痛ましい事件である。

 メディアも国会の代表質問そっちのけでこの事件を報道しているように感じる。

 秋葉原の連続無差別殺傷事件、親が子供の将来を悲観し殺害してしまう事件、いまだに解決しない千葉の女児殺害事件・・・数え上げればきりが無いが、本当に悲しい時代に突入したなと言う感がある。

 政治が悪いのか?はたまた時代の流れなのであろうか?

 心の成長(国民の心のありよう)を伴わず、体ばかり(経済)が成長した未発達の日本の抱える問題、経済が破綻した時、何を支えに生きてゆけばよいのか分からなくなることが、悩める国民が抱える問題の一つであるとするならば、我々はどの様に対処すべきなのであろうか。

 アメリカの経済が金融不安を引き起こし、国内だけでなくアジアやヨーロッパにまで影響が必至である株価下落の問題、景気の先行き不透明感を国民が心配している時に、権力闘争をしている国会・・・

 私は今の世相を夜明け前だと思うことにしている。夜明け前が一番暗いのだと言う。

 信じなければ何も始まらない。昨日より今日、今日より明日が良い日だと信じて歯を食いしばって頑張るしかないのである。