昨日午後1時30分(何故?)より全員協議会が開催された。協議案件は先日ご案内のとおりである。議長の特段のご配慮を受けて「ふるさと納税について」と「指定管理者導入施設実績報告について」質疑をすることができた。

 以下、主な質疑の内容とその答弁である。

 「まくらがの里ふるさと古河応援寄付について」

(問)落合康之・・・地域間格差解消のために導入のようだが、増える部分より減る部分の方が多くはならないか。又、金額はいくらを想定しているのか。

(答)総合政策部長・・・他地域を調べた所、ふるさと納税の数値は高くない。古河市は高い。市外二人から370万円の寄付を受けている。職員が率先してPRしてゆく。

 「平成19年度指定管理者導入施設実績報告について」

(問)落合康之・・・公の施設の指定管理者について、古河市教育委員会発行の平成20年7月古河スポーツ交流センター指定管理者業務仕様書14ページによると「公正・公平な評価により選定する為、市民や学識経験者を含めた選定審議会を設置する」とある。指定管理者の申請手続き受付期間として平成20年8月11日~20日となっている一方で、選定審議会は平成20年7月~11月まで実施するとある。選定審議会は非公開となっているため審議内容は分からない。何故、受付をする前に選定審議会を実施する必要があるのか。大分県教育委員会のような問題があってはいけないのでお尋ねする。

(答)総務部長・・・7月に選定審議会が開催されるのは22日に8名の委員の委嘱をし、現場を見て内容を理解してもらう為である。


 質問を終えて

 「仕様書」を辞書で引いてみると「やり方や、その順序を記した文書」とある。今回教育委員会が発行した仕様書には私が指摘した様な分かり辛い箇所が散見される。

 選定審議会については選定審議会の仕様書に実施期間を記せばよく、今回の指定管理業務仕様書にこの様に書かれたのでは「もう管理者の選定は決まっているのか」ととられても仕方の無いことと思われる。

 又、広報古河お知らせページには、公の施設の指定管理者募集と言う見出しで広報され、申込は各所管課へとある。各施設の業務仕様書をご覧になりとあるが、どこにあるのか非常に分かり辛い。まるで宝探しのようである。

 12月定例議会には指定管理者が選定され、議案に上がってくると思う。公明正大な選定を行っていただき、口利きや裏取引のないように私も議員として監視の目を怠らないようにしたいと思う。