先ずもって私の敬愛するkoga_siさんへの批判文章ではないことをここに掲げ、古河駅東部土地区画整理事業についてコメントしたいと思う。

 この事業は平成9年度から総事業費214億1200万円をかけて行われる事業であるが、進捗率は10%にも満たず、事業は頓挫したかに思われた。

 私はこの地域を住宅地としても駅から遠く、価値がないのではないかと思い、公営の公園墓地を提言した経緯がある。

 それから何の前触れもなしに公共用地として8ヘクタールを購入したいとの案が出され、平成20年度予算の中に「総合的文化施設設置準備事業」として400万円が計上され、調査・研究がなされ、平成21年度には基本構想・基本計画が策定される予定である。

 この事業地の中を通る旭町今泉線は、総合計画実施計画書によると、今年度約5900万円の予算が組まれるが、平成21年度平成22年度の事業計画は空欄となっている。

 本年度で道路が完成し、開通の運びとなるのか、それともまたまた事業が半ばで頓挫するのか来月の議会で質してみたいと思う。

 平成22年度に計画されている横山町の地域交流センター建設とも関連して、かなり複雑な話になる要因であることも看過できない。

 何はともあれこの東部土地区画整理事業においてこの場所にショッピングモールを誘致するのであれば、交通網の整備を行わなくては渋滞問題を解消できないであろうと思う。

 土地の用途の変更は私もその審議会の委員であるので、次に会合が開催される折に提言をしてみたいと思う。

 これらの問題には私も頭を痛めている。市民のためになる政策を提言してゆこうと思うが、管理者も地権者の一人と言う事実が先の議会で明らかになっていることから、来年行われる市長選挙に何かしらの影響が出るものと見るのが当然のことと思われる。