昨夜驚くべき事件が報道された。保険料の平準化が目的の保険財政安定化事業及び工学医療費共同事業のために積み立てられていたお金が10億円横領されていたとのことであった。

 理事長である坂東市の石塚仁太郎氏の歯切れの悪い記者会見は皆さんの記憶にも新しいと思う。

 この使い込まれてしまった10億円は何らかの形で埋め合わせなければならないのだが、きっと市民の大切な税金から拠出されてしまうこととなると思われる。

 古河市の市長も理事を務めている。6月の定例議会ではこれら一連の問題について市長の見解を質してみたいと思う。

 職名職だから知らないとは言わせない。こんなずさんな連合会に市民の大切な国保を渡しているのかと思ったらぞっとした。

 この問題はもしかすると氷山の一角かもしれない。警察はその威信をかけて真相の究明に当たっていただきたいと思う。