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 公務が詰まっていると本当に忙しい。午前中は古河三中の卒業証書授与式に参加させていただき、終了後自宅に戻り昼食、10分で食べて市役所へ自転車で向かった。

 授与式の最中に携帯電話には連絡の着信(マナーモード)があったが、まさか式の最中に電話に出るわけにも行かず、終了後かけなおすことに。

 携帯電話は便利なのか不便なのか分からない代物だ。

 午後の委員会は22名出席、6名欠席のもと開催され、2時間15分の審議を行った。

 主な質疑項目は以下の通りである。

「土曜教室事業費」・・・平成20年度廃目となるに至った経緯をお聞かせいただいた。これは旧古河市で行っていた子供の居場所作り事業であったが、利用者の減から本年度は中学校で廃止され、来年度は小学校も廃止の見込である。ちなみに土曜教室の希望者は全生徒の17.39%で、実際の出席者はその3分の1であったと言うことからその役目を終えたのであった。私も6年前に中学校の土曜教室の講師をお手伝いした経験があるが、自習形式であったことから利用者が日を追うごとに減り、ひどい時には一人の生徒に複数の講師が対応すると言うずさんな施策であったことから考えれば、こうならない方がおかしいと思うのが筋であろう。

「東公民館施設管理事業」・・・この財政難の中、新たに駐車場を確保してくれとは言えないので、せめて土日に閉庁している隣の労働基準監督署の駐車場を借りることが出来ないか担当部局でお願いしてくれないか質した所、掛け合ってみるとの答弁を頂いた。お金を使わずに汗をかくことの大事さを皆に分かって欲しいと感じた。

「自校方式給食事業費」・・・来年度設置予定だった二小の給食室が先延べになった理由は、学童保育の施設整備を先に行うことが要因に挙げられた。この件に関しては私も二ついっぺんにやれとは言えないので、可としたいと思う。自校給食に対して自主財源だけで賄うことは偉いと以前ブログで褒めたが、財源の内訳として示されていた地方債欄の空欄は間違いで、地方債は発行するとの釈明が執行部よりあった。自校給食設備に関しては賛否両論あろうが、私はいつ起こるか分からない南関東直下地震に備えて緊急避難用の炊き出しが出来る設備を備えたこの事業は速やかに推進すべきであると考えている。(古河市は合併前、県下で一番の人口密度を誇っていた)

「住宅公社経営支援事業」・・・農協法の関係で農家以外の利用制限を越えた違法な借り入れを行っていないか質した所、副市長より「古河市は違法ではない」との答弁を頂き安心した。

 他の委員が質疑において野木のエニスホールは建設に約40億円、維持管理費に年間1億11730万円、収入が約2173万円でこの他に人件費が4283万円かかっていると言及した。町からの繰入金は9476万円に上るという。(3/14園部議員より資料を頂き、数字を訂正いたしました。園部議員ありがとうございました。)

 副市長は「稼働率」が大切だと答弁された。アンケートを考えているようであるが、そのアンケートの質問形式によっては良くも悪くも取ることが出来るので充分に配慮した形で調査を行ってもらいたい。

 明日も歳入と特別会計の審議が待っている。一般質問の原稿も100%完成していない状態で、疲れはピークを超えている。夜の仕事が終わったら、今日は早く休ませて頂きたいと思う。