今朝の新聞をご覧になった方々も多いことであろう。茨城県の平成20年度予算案が発表された。一般会計で歳入・歳出ともに1兆568億円で、歳入には禁じ手である県債管理基金から4年連続で繰り入れを続けている状態である。

 下手をすると我が茨城県は財政面において大変なことになる可能性がある。

 この様な状況下において、果たして県からの補助金を満額受けることが出来ると楽観している方は少ないと信じたい。

 茨城県の財政は火の車なのである。

 財政基盤を強いものにするために必要な物を優先順位をつけて行ってゆく必要があろう。必要な道路も渋滞等を充分に勘案して作る必要があると思う。

 県の財政状況を無視して古河市の市政運営は出来ない。この財政難のさなか、県の施設を新たに誘致することが出来ればウルトラCであると思う。

 ここで勘違いして欲しくないのは古河に文化施設を作ってはいけないと言っているのではなく、県の財政難もきちんと頭に入れて要望を出さなくてはいけないと言うことである。

 今朝の新聞によると古河駅東部地区区画整理事業において現在の一坪あたりは11.4万円とのことである。

 用地だけでも約28億円かかると私は考える。このようなビッグプロジェクトが本当に出来るのか。明日以降検証してみたい。