本日の朝日新聞茨城版に「霜降り白菜」ブランド化と言う見出しでいばらきの農力が特集されている。ご覧になった方もいらっしゃると思うが、改めてご案内させていただくとともに古河市の白菜を全国にPRしたいと思う。

 以前、何かのテレビ番組で赤城おろしの吹く群馬の白菜が放送されていた。冬の白菜が甘くなるのは熟すからではなく霜にあてることで白菜が自ら凍結しないように糖分を増す自己防衛本能の働きによるものであると知った。

 我が茨城県は2006年度全国の白菜生産量66万5200トンの27%を占め、都道府県別ではトップである。

 この霜降り白菜、決して脂身が入っているわけではなく霜に当てて糖度を増した所がブランド品なのである。

 このブランド化、現在問題になっている格差社会の溝を埋めるのに利用できないだろうか。

 新聞によると店頭価格は通常より2~3割高いという。それでも味にこだわりのある方々からは高級食材として注目を集めているのだと言う。買い手から増産を求められているが、要求通りに行かない現実をどの様に打破するか。

 農業の担い手が無く、高齢化していることが一番の原因であるようであるがこれまで作っても作っても安く買い叩かれてしまい、割に合わないと若者が敬遠していたことに歯止めがかけられれば古河市の農政もうまくゆくのではないかと思う。

 農業に魅力を持たせ、若者に帰農させる政策を提案しようと思う。やりがいもあり、安定した収入が得られるブランド野菜、米を作り、裕福な方々に買っていただくことで自然と格差が是正されてゆくような魅力ある農業を後押ししたい。

 昨年、代表者会議に出席した折に「閉鎖的といわれるかも知れないが、議会選出の農業委員は農家に限るべきだ」と発言された方がいるが、このような体質に風穴を開けることから古河市の農業は発展するものと私は信じて疑わない。

 落合康之の議会改革はまだ始まったばかりであるが、あと3年の間にどれ位改革ができるか、愛読者の皆様に於かれては温かい目で見守って頂きたいと思う。