6月11日から開催される定例議会の議案が配布された。今回付議された事件は諮問2件、議案8件、報告19件である。

 目玉は議案第70号、「古河市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」と議案第72号「古河市国民健康保険条例の一部改正について」である。

 議案第70号については、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、選挙立会人等に関する報酬等を改正すると議案概要には書かれている。

 国の方針だからと言ってそのまま報酬及び費用弁償の引き下げ(100円)が議案として議会にかけられるのである。

 自分達の報酬を引き上げ賛成した議員たちは、他の特別職の報酬を引き下げるのに違和感を感じないだろうか。

 私は財政再建の立場からこの議案を高く評価したいと思う。それと同時に今問題になっている議員報酬の問題をきっちり片をつけなくてはならないと思っている。

 自分の報酬は上げるが、他人の報酬は引き下げるなどと言った論法は通用しない。

 そして国保の議案であるが、来年4月1日から3歳以上小学校入学前の幼児の医療費の自己負担割合を3割から2割に削減し、70歳から74歳の高齢者のうち一般の所得者の医療費の自己負担割合を1割から2割に改正するというものである。

 少子高齢化対策の一環として一定の評価は出来るものの、結局は自分の身を切らずに予算枠内での負担率をスライドさせると言った小手先の手法である感が否めない。

 これからこれらの議案に対し、調査研究に入る。一般質問は

①古河消防団第二分団の改築について
②学期制の統一について(来年度から土曜授業を復活させるかを含め)
③フィルムコミッション事業の進展具合について

の三点を質すこととした。

 古河市のために古河市民の福祉向上のために精進努力をするため、明日から22日の会期末(予定)まで私のブログの更新がまばらとなるが、ご理解を賜りたい。