イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 議会だより編集委員会の視察で小田原市を訪問した。小田原市は人口198379人(平成18年4月1日現在)、面積114.06平方キロメートル。財政規模は一般会計、特別会計、企業会計の総額で1400億円である。
 今回の視察の目的は
1.議会広報誌の発行について
2.議会ホームページについて
3.その他
であった。小田原市議会事務局の特段のご配慮を受け、視察研修は活発な質疑応答のもと終了し、最後にFC事業について事務局長が概略を説明してくれた。
 これまでの視察研修の中で今回ほど充実したものはなかった。特に、市役所での説明後、小田原城周辺を個人で視察し小田原に何故もこんなに多くの観光客が来るのか考えた。
 こんな仮説を立ててみた。
 小田原市は特に温泉が出ているわけでもない。東京からは古河よりも遠く88キロメートル離れている。北条氏ゆかりの城下町。小田原征伐。うーん謎が解けない。
 これだけのことで観光客がなぜもこんなにあるのか。それは温泉という強い武器を持つ周辺の町に負けない為の、飽くなき探求心ではないかと考えた。
 小田原は以前から良く映像にも出て来たが、それに輪をかけてFC事業を更に立ち上げたのは、その精神の表れではないか。
 今般の「NHK功名が辻」でも、もし古河にFCがあれば古河市(周辺も含め)も大々的にPRされていたかもしれない。そう考えると残念である。
 観光ボランティアが率先して案内してくれる小田原城。これだけお客があればやっているほうもうれしいだろう。
 私はこの差の原因をPRにあると考える。FCには新たなハードは要らない。ソフトだけで充分である。御幸の浜で沈み行く夕日を見ながらそう考えてみた。