木枯らしに吹かれて

　三年前、市議会議員に立候補しようと決意したのは１月５日のことであった。投票まであと３ヶ月半、年端も行かない子供達を実家に預け、妻と二人で市内を駆け巡った。
　今でも政策を書いたチラシを印刷機で刷って一軒一軒歩くのだが朝６時からはじめてお昼までに５００件ほどしか回れない。
　途中で話し込んでしまったらそれこそ目標件数は達成できない。うれしい悲鳴であるが、この頃では家に上げ、その上お茶をもてなしてくれるところもある。議会報告がタイムリーでなくなってしまうのだが、ご好意をむげに断れない。
　そこで皆さんに提案したい。私は心身ともに健康で、毎日自分の政策を書いたチラシを持ち、市内を回るのは苦にならないが、それと並行して、出来れば膝をつきあわせてお話をさせていただくのも一つの方法ではないかと思う。
　チラシや私のブログでは私の一方的な政策しか書かれておらず、読者もつまらないことこの上ないと思う。是非、意見交換していただきたい。
　最近になって私の活動に非常にご理解をいただける方々が増えてこの上なくうれしく思う。又、このブログが議員と市民のふれあいの場となれてうれしい。
　今日は、妻と子供達と一緒に木枯らしに吹かれた時に、寒かった三年前の記憶がふっとよみがえって来たのでこのブログを書いてみたいと思った。
　議会報告をご希望の方にはご連絡先を教えていただければお持ちさせていただく。その時に疑問があれば、出来る限り誠意を持ってお答えするのは言うまでも無い。
　議会は市民のためにあり、議員のためにあるのではない。どうぞ皆さんの忌憚の無いご意見をお聞かせ願いたい。