「無念」とは正念を失って口惜しく思うこと。不本意。残念。と広辞苑に書いてある。本日の落合康之はまことに無念である。
 古河市の財政再建を本気で考え、一生懸命努力してきただけに無念である。これではやらなかったほうが良かったのかなどと馬鹿なことを考えてしまったりもする。
 今回の指定管理者制度導入に関する条例の制定の質疑の中で、市長に対しRCC等との協議を行ったのかと質した所、「誰とも会っていない」との答弁があった。
 これまでのしがらみを断ち切り、新たな出発をさせることができる最強の法律を利用することが出来ない、全くの無策である。
 今日からは、今回の件を検証し、少しでも改善策が見つかる様に考えてゆかねばならないと思う。それが私の役目だ。
 古河ゴルフリンクスは単なる市民サービスの向上では再生しない。なぜなら1万円払ってくれる利用者が165人毎日来てくれなければ6億円の売り上げが達成できないのである。INスタート20組OUTスタート20組(一組は4名で計算)必要なのである。市民優待券等を検討しているようであるが、全く逆効果となるのは目に見えている。
 ゴルフ場を利用できない市民の方が圧倒的に多いのである。その施設運営に多額の税金を注入する結果を招いた一因に安売りの市民優待券があげられる。
 入場者が増えたのに売り上げが減っている。原因を考えるまでも無い。適正価格で販売しないからなのだ。きちんとコース管理をし、施設を毎日磨き、職員の意識向上と責任感があれば料金に見合ったすばらしいコースになる。
 今回の制度導入は失敗に終わったが、斉藤社長をはじめ多くの皆様との人的交流と少しばかりの勉強が出来たことを感謝している。