国会議員の議員年金問題については廃止の方向で決着がつきそうであるが、地方議員の議員年金問題となるとどうなのであろうか。
 合併の効果も徐々に上がっており、議員数が減ってよかったという声をあちこちで聞くようになった。然し、見落としてはいけないものがあるのだ。
 地方議員の議員年金問題である。合併の効果が出れば出るほど現在の議員年金の支出を支える現職議員の数が減ってしまい、現在も積み立ての中からやっと捻出してはいるが、それもあと数年で尽きてしまうという。
 そうなると市民にご負担を頂かなければならないのであろうか。それはとてもナンセンスに聞こえる。議員仲間からは不評を買うようだが、私は議員年金反対である。こんな優遇された制度はこの時期に一気に見直さなければならない。
 3期12年つとめれば65歳から亡くなるまで支給され続ける議員年金。合併という一つの区切りが終わったら、議員年金廃止という次のステップへ進まねばならない。