今日

横浜の二俣川駅からトレーニング施設へむかうときのこと。

いつものように点字ブロック上を白杖をついて歩いていたら

いきなりロープにぶつかりました。

「なんだこのロープ。工事かな?」


そう思いながら点字ブロックを歩こうとすると

ロープが常にからだにあたる。

「点字ブロック上にロープひかないといけないわけでもあるのかな?」


と、次の瞬間

「ドン!!」

人にぶつかってしまいました。

「すいません。」

そう言って点字ブロック上をあけてくれるのをまっていると

あけてくれない!!

しかたないから右からまわりこもうと

右に進もうとしたら

違う人にぶつかってしまった。

「どうしよう?」

ちょっと混乱状態になりながら

「通ります」

強引に点字ブロックを進もうと人をよけて進んだら

またもや人にぶつかった!!

「なんなんだこれ!!」

ストレスがピークになったとき

「点字ブロックの上をあけてください。」

係の人らしき人たちの声がきこえた。

それと同時にこの人混みの謎が解けた。

「選挙の演説をきいている人たちか」

係の人が道をあけてくれたと思って

進むとまた演説をきいている人にぶつかった。



誰が話してたかわからないけど

ぶつかるのは百歩ゆずってしかたない。

ただ、ぶつかったあとに点字ブロック上にいてぶつかった人たちから

「すいません。」の言葉は聞こえなかった。


そもそもこの駅は視覚障害者の施設があり

頻繁に視覚障害者が通るわけです。

それをしらなかったとしても

点字ブロック上に先頭の人がくるように

ロープをセッティングすればこうなることは

予想できたんじゃない?

もっと言えば

話をききにきた

数十人の人たちの

誰か1人でも

「そこは点字ブロック上だからあけておきましょうよ」

そういう声を発信してくれたら

今回のことはおきなかったよね。

係の人たち、演説をきいていた人たち

誰1人として視覚障害者のことを

考えてもらえなかったことに

とても悲しみをおぼえました。


「これホームだったら線路に転落してるな俺」

そんなことをとおりすぎてから考えてました。



今朝も最寄りの駅前で

演説している議員さんがいました。

点字ブロックのすぐ横で

拡声器をつかって熱弁をふるっている。

大変申し訳ないけど

私にはノイズにしかきこえない。


これから街頭演説をされる議員さんたちへお願いです。

障害者のことも少しは考えてもらえませんか?


障害者にとっても安心安全な日本になるといいな♪


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