「8番出口」(川村元気)
ゲーム「8番出口」を原作として著者が書下ろしたオリジナル作品。
地下鉄で出口を探すもループにはまり出られなくなった主人公。案内板には「異変を見つけたらすぐに引き返すこと、8番出口から外に出る事こと」の文字が。
何となく世界観が映画キューブのようだなと思いながらも、あそこまでの派手な仕掛けはなく、でも少しずつ異変はあったりして、気付くと主人公目線になっている。途中、視点が同じくループにはまっている別の男やすれ違った少年になったりする。
ゲームも映画も見てないけど、テンポは良く、長すぎず飽きない。そして意外に深い。最後はどうなったのか、色々な解釈ができそう。
「やせる出汁」(工藤孝文)
ダイエット外来医師が提唱する1日1杯飲むだけダイエット。
出汁を飲むだけで痩せられる理由
①味覚センサーを正常化し味覚リセット
②食欲を抑制
旨味の満足感と出汁の成分が、食欲の 暴走を防ぐ。
③脂肪燃焼
味覚センサーに作用し、体内代謝を高め脂肪を燃焼。
④便秘解消
⑤ストレス緩和でドカ食い解消
太っている人は、第六の味覚「脂肪味」が感じられないという。
材料:炒った鰹節30g
煮干し(内臓、頭付き)10g
刻み昆布10g
緑茶5g
これをミキサーにかける。(常温で2W保存可能)大さじ1にお湯150〜200ml注ぐだけ。
もっと手軽に作りたい時は、かつお粉3:煮干し粉1:昆布粉1:粉茶0.5で。
味覚の変化を実感できるのは平均3日。デブ味覚は2Wでリセットできるという。
「ようやくカレッジに行きまして」(光浦靖子)
前著「ようやくカナダに行きまして」では語学学校、ここでは2年コースのカレッジ(日本での料理専門学校に近い)のお話。
カレッジの話は思ったより厳しい。いくつもブロックがあり、ブロックごとに先生(シェフ)は違い、キレやすかったり個性も面白い。最後の方になると、学校運営のレストランに出す料理を作る工程や料理の話がレストランのドラマを見ているよう。(自分達は食べられないという。)
「ポーラーベアスイム」と呼ばれる寒中水泳をした夜の悪夢の話が面白かった。(同じ悪夢がエンドレスになっていて、頑張ってちょっとずつ変化させたり。)数年間参加して、悪夢率は100%だったそう。体にはすごいストレスなんだろうな。
2年のカリキュラムを終え、3年間カナダに住み働くことが出来るようになったという。手芸のワークショップをしたり、エキストラ、ナイトマーケットの売り子、クリスマスマーケット出店など楽しんでいるそう。