「変な地図」(雨穴)
謎の死を遂げた祖母の秘密を探る為、家から出てきた隠されていた古い地図を頼りにある集落へ向かう栗原。
この栗原さん、「変な家」の謎も解いた登場人物だというが、すっかり忘れていた。こんなにクセ強な登場人物いたっけ?
雨穴さんの本は、読書が苦手な人にも本当に読みやすいと思う。変な地図や差し込まれた図などをパラパラ見返しながら一緒に推理するのは楽しかったが、頭脳明晰な栗原が次々と勝手に謎を解いていってしまう感じ。冒頭の大里社長の死に関する直前の描写と、栗原の推理の殺害方法がちょっと違ってあれ?どういうこと?殺害方法の細部までは当てられなかったってこと?と何度か見返してしまった。
syunkonカフェ雑記
「クリームシチュウはごはんに合うか否かなど」
「スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件」(山本ゆり)
この方料理コラムニストだけど、めちゃくちゃ話が面白いので昔のエッセイも借りて2冊一気に読んだ。
10年位前の本なので、大学生だったり独身の頃のエピソードも載っている。
途中途中で簡単レシピも紹介されているけど、簡単過ぎて本当に美味しいかな?とまだ作ってみた事はない。
「クリームシチュウ…」の方は、巻末スペシャルとして祖母きよこエピソードを入れた「きよこ日記KIYOKON」が収録されている。
生まれた時から同居していた母方の祖母きよこ、本人は愛をもって面白く紹介しているけど、ごはん編ひどすぎ。完全反面教師だ。料理苦手な人も自信を持ててしまうかも。
「スターバックスで…」の方は、ケロイドとの別れが連続ドラマ形式コラムで載っている他、社員として働いていた時の話や「きっと大丈夫」という人を励ますようないい話も載っている。
「思い出ぽろぽろ」では父の借金、離婚、失踪(当時の話だけど15年も今に至るまで失踪と書いてある)の話が、世の中問題のない家庭なんてないという事で書いてくれたようだけど、なかなかの大問題よ。「よそはよそ、うちはうち、勝手に外から可哀想だとかこうすべきだとか口をさす権利はないし気にする必要もなくて、みんな一生懸命、正解はない、それでええ」
この父の面白エピソードも他のエッセイで普通に紹介してたから愛があるなーと思った。