週末辺りにブログを更新しますね・・・と言ってから3週間が経ってしまいました(;゚Д゚)

ホント不定期なブログで申し訳ありませんm(__)m


6月21日に埼玉殺処分ゼロシンポジウムが開催されました。


第一部(午前)

埼玉県保健医療部生活衛生課前動物指導担当主幹 橋谷田元氏講演

埼玉県保健医療部生活衛生課動物指導担当主幹 福田郡盛氏講演

NPO法人ねこだすけ代表理事 工藤久美子氏講演


第二部(午後)

朝日新聞社メディアラボ主査 太田匡彦氏講演

ハナ動物病院院長、NPOゴールゼロ副理事長 太田快作氏講演

質疑応答




第一部の橋谷田さんの講演の中で、考えさせられるお話がありました。

殺処分ゼロにしようという世の中の動きの中、全国の行政の中のある場所ではでは、殺処分の数字にこだわるあまり、手を加えて殺処分しない仔を自然死として、殺処分の数に加えていないらしいのです。

例えば乳飲み仔。目も開かないような仔猫の持ち込みがある場合、数時間おきのこまめな授乳が必要になります。

しかし、職員は勤務時間を過ぎれば授乳することが出来ない。(職員さんの中には時間外も授乳されていたり、行政とボランティアが連携してすぐ引き出し授乳してくださっている場合も多々あると思います)

でも、とある行政の場合、その授乳できなくなった仔を衰弱死(自然死)として、殺処分の数に加えない。

そうすれば、殺処分の数字自体は減って成果が上がっているように見える。


これって、おかしくないですかはてなマーク


私から言わせていただければ給餌(授乳)をしなければ衰弱していくことが分かっているのに放置している虐待と悲しいけれど何ら変わらなくなってしまう。

もちろん、原因を作った無責任な人間が一番悪い。

乳飲み仔を夕方から翌日の朝まで放置すればどうなるかなんてわかっていること。

それを分かっていて持ち込む人間、原因を作った人間。


これが現実。

蛇口を閉めなければずっと同じ事の繰り返し・・・

本当に TNR この言葉を全国に広めていかなくてはいけません。




福田さんの講演の中でもずっと私が心に留めておいた附帯決議のことをお話しされていました。

福田さんは昨年度までは動物指導センターの課長さんでした。私も何度か福田さん手づくりの殺処分ゼロに向けてのパネルをお借りしにセンターに伺いました。

その際、とある地域で捕獲器で猫を行政に持ち込む人間がいてどうしても納得できず、相談したことがありました。(ちなみに県の動物指導センターに関してはは捕獲器での持ち込みを受け入れていません)

その時に教えていただいたことが、今回福田さんが作成された「埼玉県の動物行政」にも書かれていました。



動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議がそれにあたります。(一部抜粋)


「八  飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施して地域住民の合意の下に管理する地域猫対策は、猫に係る苦情件数の低減及び猫の引き取り頭数の減少に効果があることに鑑み、官民挙げて一層の推進を図ること。なお、駆除目的に捕獲された飼い主のいない猫の引き取りは「動愛護の観点から原則として認められない~」





そして、ねこだすけの工藤さん。

地域猫活動のプロフェッショナルです。

私がまだ野良猫についていろいろ悩んでいた時にねこだすけさんのHPを見てどれだけ救われたか。当時いろいろな資料をダウンロードして印刷させていただきましたよo(;△;)o

きっと野良猫問題を何とかしたいと思っている方の解決策が見つかります。

みなさんもねこだすけさんのHPご覧になってみてくださいにゃー





そして、第二部

朝日新聞の太田さん。

パピーミルや保健所の引き取り拒否の背景にある、引き取り屋という新しい商売のお話がありました。

皮肉にも保健所やセンターが引き取り拒否出来るようになったら、それに目を付けた人間。

適正飼育もされず法規制もない。問題が山積み。

本当にいつになったらこんなことが無くなるんだう。




ハナ動物病院、太田先生。

とても明るい情熱の塊の様な方でした。

重く、暗くなりがちな話をユーモアを交えてみんながすぐにでも出来ることをたくさんアピールされていました。

でもね、先生の言葉、ずっと心に残っています。決して忘れてはならないこと。





「殺処分の数が減っていることなんて、今日明日死んでいく仔に関係ない」





太田先生が最後にこの仔をスクリーンに映し出しました。

肩を落とし悲しみがいっぱいの後ろ姿・・・




この仔はもうこの世には存在しません・・・



そう、来年の目標も今までの成果も、殺処分されてしまった仔には関係ない。

それでも、今すぐ殺処分が無くなることはないだろう。

それを忘れないでこれから先のことを、私たちが今出来ることをやって変えていくしかない。







きっとずっと心のモヤモヤは晴れることはないと思う。

でも、人間の都合で殺されてしまった仔たちのことは忘れてはならない。








*殺処分シンポジウム(出会い編)に続きます:*:・( ̄∀ ̄)・:*: