コロナの時期に入って、
記事を書くこともSNSもやらず何もかもストップして引きこもっていると、
エンパスで影響を受けネガティブになるということがまったくなく、
その点では本当に安心で気持ちよく過ごしていました。
ですが1回だけネガティブに陥ったことがあるんです。
10月の終わりくらいでした。
Dannyがやってくれた家事にちょっとした落ち度があって、
「なにしちゃってくれたんだよ!」とほんとに久しぶりにがっかり感を持ったことがありました。
そんなたいしたがっかり感ではなかったんですが、
ジワジワ、ジワジワ、ドンドン、ドンドン、落ち込んでいって、
次の日もその落ち込みが続き、ひどくなっていって、
とうとう体も動かなくなりました。
動かなくなったというより、絶望感のひどさで、
「こんな希望も何もないのに、体を動かして何かをすることになんの意味があるの?」
という思いで力がなんにも湧かないという感じでした。
とにかく、辛すぎてここから消えたいという思いばかりでした。
でも、俯瞰している自分が、隅に追いやられていましたが、確かにいて、
そのかすかな自分が、さすがに「なんかおかしいぞ」と思っていました。
絶望を感じようと思えば、その対象となる状況はあるといえばあって、
不安定な収入とか老後はどうするのよとか。
ネガティブ・エネルギーが取り込まれて周波数が落ちるとそれらの状況を気に病んでいる感覚になります。
でも普段は周波数を高く維持できてて、宇宙を信頼することが出来ているのでそれらの状況に関しては「なんとかなるさ」と思っています。
今までの軽い影響だったら、自分のエネルギーではないと俯瞰しているかすかな自分が気づいて、すぐにそのネガティブ・エネルギーが消え普通に戻っていたんですが、
今回のはそう気づいても消えてくれませんでした。
今までのと違うな。すごい闇だな。どうしようか。どうしたらいいんだろう。
そのとき、5年前に私達夫婦が本当に愛し合うきっかけとなった出来事を思い出しました。
私が溜めに溜めて隠し持っていたネガティブな感情をDannyに話したら、話すだけで手放せた時のことです。
その話した直後、私からネガティブがすっかり消えてなくなったのです。
これだ!これしかないな!と思い、
Dannyに協力してくれと頼みました。
「5年前のときのように感情を話すから聞いてちょうだい。そしたら消えるかも。」と。
話していると、涙があふれてあふれて、自分の人生では味わったことのないような、
まるで、この地球上のすべての女性の、すべての歴史のなかの男性に対するあきらめ感、絶望感のようなものでした。
「報われていない」という感情が特に強かった。
そんなエネルギーが私の体をグゥワーーーっと通っていっているような。
こんな感じであんな感じでとDannyに話してて、彼はぴったり寄り添いながら黙って聞いていて、
ひとしきり話すと、絶望感はなくなっていきました。
本当にホッとしました。体がみるみる軽くなっていっていくようでした。
終わったあと、幽霊が成仏していくってこんな感じなのかもしれないなと思いました。
こんなに苦労して頑張ったのに、でも誰も理解してくれなくて、まったく報われてなくて、その感情の行き場がない。
でもその感情は、誰かが共感してくれて理解してくれたあと、そしてやっと報われて成仏していくんだろうなと。
私にはたまたますぐそばに話せるDannyがいたのでネガティブ・エネルギーを切り離せました。
でももしそういう相手がいないという場合でも、電話で無料で相談に乗ってくれるようなところもあるようです。
もし生き辛い、ここから消えたいなどの思いが湧いたらエンパスによる他人からの影響かもしれません。
なんとかして、「話す」という機会を持ってくれたらと思います。
今回は、本当にちょっとしたがっかりした感覚がトリガーとなって、ものすごく大きなネガティブ・エネルギーが引き寄せられてきたように感じ、こう思いました。
「もうわたし、ネガティブにはなれへんな。怖すぎるわ。」笑