先物取引の証拠金が「VaR方式」に変更されてどうなるか見てたら、新しいテールリスクの一端が見えた
日銀の重要政策の時はSQ直前を避けてくれてるようで。取引所は連休中に試運転をやったほうが良いという判断で、11月6日月曜日のSQ週に変更されるという日程で、いきなりやらかしてた
日経平均株価は下降トレンドに転換して
②で底抜けするような分析をしてるような人がいたけど。①でテールリスクが現実化=消化し終えてるので、②でわたしはどこまで上がるか分からないけど上がっていくと予想を出してた。その上がるサイクルであんまり上がらなかったら次のリスクの部分で2万8,000円台に触れるようなテールリスクが存在してたから
そんな下げが起きるリスクは何か?で
円安で補正が掛かって日経平均株価が高くなってるのが、反対に円高になると日経平均株価だけ逆行安になる為替のリスクを想定しておけた。実際に、③の時にドル円が130円台に突っ込んで日経平均株価先物の夜間取引で3万2,000円割れ近くまで下がって、直近の高値から1,800円も下げた
この1,800円もの下げが新しいテールリスク
テールリスクというのは上がるときにもある
①②のような下げ方をしたときに、トレンド的には下がると読んでると同時に上抜けできないだろうという下げに対するプットを買ってコールを三倍売ってプット買いの手当をする戦略で、直前で25日移動平均線にはじかれた上値の重さ(テクニカル面)で止まるだろうというアホみたいな合成ポジションの失敗と、新しい証拠金制度のテールリスクが重なって一方的な上昇になってしまった
ほとんどの人は株を買ってるから株価が下がることに対してリスクを抱えていて上がったときのリスクを分析してないから、予期できてない1,800円のもの下げでパニックになってしまってた状態
下がる方のリスクはまだ一回目で、上がるときのリスクが今回のようなのだと、次のどこかである下げの時の新しいテールリスクは岸田政権・直近ではなかったような鋭い下げになると思う(でも、SQの日程は紀元前から事前に決まってるので、そのリスクを予測するのは簡単なことだけどW)
後から見たらノイズのような評価でも実際の分析は違う、地震の時にもリスク回避で流動性の高い指数を大量に売ってる人がいる
2024年の取引は昨年の12月27日から始まっていて、いきなり新NISAの買いが入ってた
旧NISAと比べて合計3倍の金額まで非課税枠が拡大するから。株価は株を買う人が多ければ上がるという需給で、3倍もの資金で買い注文が入ればその需給のバランスで株価が上昇してしまう
それが上がるサイクルで、今の上昇
株価が上がるでしょうか?
下がるでしょうか?という予想で、12月27日連装ミサイルが発射される一段目で売り向かうやつおらんやろ・・。
「先物の買い時」の話じゃなくて
それと連動してる投信や個別株の買い時にもなるから、少しだけ長い目で見たらノイズでも、地震のリスクに備えて株を売ってしまったり、買うべき時に動かずに買わないという選択をしてる人が多いと思う
これも、岸田政権の資産所得倍増計画の一つかなんかで、一年も前から正確な日程が決まってたんだけど
130万円の壁を越えても税金や保険料を支払わなくて良い政策や、投資したら非課税になるのも、そういうふうに働いてるヒトや働いてる会社に出資するというリスクを取ってる人に減税してくれる。増税どころか減税バズーカが炸裂して株価や物価や給料が上がっていってる
増税がどうとか、そんなことばっかり話題にしてる人に共感してるから、国策に売り無し・日銀に逆らうなのように、決まっていたスケジュールすら把握できてない人が仕事や投資面でも不利になっていく。
貯金がほとんどなくて
毎月の給料で生活がいっぱいいっぱいで、ボーナスや給料日に合わせたような余裕のない考え方だと、そんなに先のほうのスケジュールを考える意味がないし考えることもできなくなるから。短期的な競争相手が多い中で勝負していくことになるとめちゃくちゃリスクが高くなる投資商品に手を付けることになって、当たり前のごとく勝てんやろと失敗しやすくなる
でも
貯金があるのは保守的なヒトが多そうだから
どうしても株価が上がった後になってから、その成功事例を見てから買うから高値掴みになりやすくて、それって本来の投資ちゃうやんという。そういうのが投資の最大のリスクになるんだと思う
日程が決まってる
決まった通り普通に稲の苗を植えたら収穫できて当たり前のこと。なんでか、失敗しないであろうことで失敗してる人もいる
冬に稲の苗を植えて収穫できるんか?
冬に植えたほうが儲かる場合もあるやろけど
W