ガソリン補助金に税金を投入してるのは実質的な減税
テレビで6兆円とか見出しだ出ていて、9か月で6兆円ってマジかいなと思ったら、ガソリン2兆円、肥料価格高騰やその他4兆円と言う内訳らしい
増税するどころか6兆円も減税してたような状態
企業業績が「絶」好調で株価や物価が上がる理屈がよくわかる。初任給30万円超えと言う企業の報道もあったし
岸田政権が、経営者や投資家、積極的に働いてる人にとってどれだけ良い政権なのか身をもって体感してると思う
岸田政権が実質的な減税をしてるからガソリン補助金6兆円と言うのが将来の増税につながるのではと言う街角コメントがあった
ローソンの純利益が58%も上昇してるような表現があったけど、センブン&アイが+8%なので、インフレで単純に売上・利益が伸びるという
CPI 物価上昇率4%で
安い商品を選ぶ人が+4%の支払い増加、普通に8%値上げされた商品や景気の良さ+4%の合計が12%、安い商品を選ぶ4%との平均が+8%と言う感じかな
(コンビニはコスパ民御用達の営業なので、スーパーのような小売の集合体とは違って4%以上の数値がでる。賃上げで+4%しか収入が上がってないのに景気の良さでスーパーは仕入れ値が+8%の時に給与+4%の予算に合わせて小売り量り売りをしないといけない状態かな、いわゆる完全な内需)
なんか「減税」するかのような話が出てるけど
少し前にイギリスが同じことをやろうとしてた前例があったので、それを思い出すとイギリス国債が大暴落して年金が飛びかけて史上最短で首相が辞任するという結果になった
増税して借金を返さないといけないときに減税すると、日本国債や円が売られてしまう。日本国債が売られて価格が暴落すると金利が上昇して借金をしてる人の利払いが増加して景気を冷やすから何も変わらないという
(減税したらなに?、今とその後のそんな境で自分の料理が突然上手くなって、自分の生活が向上するなんかありえんでしょ)
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でも現実は違う
日銀のYCCで国債が無限買いされると大規模な金融緩和と同じになって物価高+株高+円安になる
①日本国債の金利が上昇したら円高になって株価の急落に繋がるので、まず、減税発表後にドル円や株価が上がったりすると、日本国債の金利が急上昇して円高+株価急落が起きるリスクが出てくる
②国債価格+株価が暴落してYCCが発動するとそれは金融緩和を意味していて株価が上昇するということになる
乱高下した挙句、結局、物価上昇や株高円安に向かう
でも
減税からの勘違いした消費活性で物価上昇と企業収益改善効果が発現して、日銀がそこで金利の上限を引き上げる処置をとれば、金利上昇からのデフレ圧力や企業収益が圧迫されるのを避けられて、円安になるのも防げるという。そういうことができてしまうかも
減税してもお金を持ってる人は使わない
10万円配ったときに
お金がない人はすぐに使ってしまうし、働く気がなかったり仕事ができない人って働いてる会社や働いてる人からモノやサービスを買うことしかできないから。株価が上がったり、積極的に働いてた人にお金が移動しただけ
所得税が現金で還付されたり、消費税が下がると、常にお金がない人ほど買い物に走ったり、借金してまで消費税引き下げの恩恵を受けようとするから。結局、株を持ってる人や、積極的に働いてる人だけにお金が移動する
それをすると現金の価値が下がる相対的な物価上昇になるから、お金がない人や働かない人、高齢者、男性と比較して働けない所得が低い女性、働けない子供が悪い影響を受けることになる
「アベノミクス」の元々がそういう政策なんだと思う
財務の問題で苦い経験をした日本の企業が現金を溜め込む内部留保、90歳で老後が心配だからお金を使わないような話もあった
内部留保に課税したり
預金に課税するという
お金の価値は働く企業や働く人が提供するモノやサビースと交換できることを前提に価値が生まれてるんだから、働いてる企業や働いてる人にお金を使えよと、そうしないと結局はお金の価値が下がっていくだけ
預金封鎖のような課税をしなくても、そういうお金を合法的に使えるようにしたのが異次元の金融緩和だった
もはや内部留保を働いてる人の給与に回さなくて良いよって
一番多く借金を抱えてる政府
その借金が「インフレ税」=預金封鎖と同じ原理で減っていってるんだから、国がお金を出して、賃上げをした企業の法人税を下げるとか、補助金や何かしらの公共事業=仕事を斡旋するという。そういう方向に進んでしまった
国家戦略で国が事業にお金を出して、その仕事を受注できるのは賃上げをしたり政府の指導に従ってる企業だけのような、賃上げに従わない「非国民」のようなひとほど悪い影響を受けてると思う
中央銀行は紙幣を無尽蔵に発行できるから現金の価値が下がってるという表現を使ってたけど、物価を2%づつ上げる政策なので、いわゆる複利の効果で、現金の価値は考えてる以上に速い速度で下がっていってる
抽象的にみると
常に100万円を起点して考えるようなことをするから
100万円の物は一年後には102万円
二年後の別の
100万円の物が一年後には102万円
という
配当落ちを知らずに株価の上昇だけで評価して、株を買っても株価が上がってないから意味がないという人と同じ判断になる
100万円の物が次の年には102万円だけど
1年で+2万円
次の年は102万円に対して2%上昇してしまう
そうやって100万円だった同一の物の価格が200万円になると
200万円の物は次の年には204万円になる
1年で+4万円
手持ちの現金が100万円のままなら一年後は4万円も多く支払う
昔にもそういうことを理解できてる頭の回る人が村の中にいて
農地や家を持ってるまともな家柄ほど
そういう人の話を聞いて、家の建て替えや修繕にどんどんお金を使っていった
①今持ってる貯金5万円で家が建てられる
今年の年収は2万円で貯金に回せるのは1万円
②インフレで3年後には家を建てる価格が7万円になってる
A, 今家を建てると貯金がゼロになって三年後には貯金が3万円
B, 三年後に家を建てると貯金8万円から7万円を支払って1万円
どっちが得か、小学校の算数であるような問題
(算数の授業の時にちょっと賢くなったひねくれたやつがいるので。
ただし
貯金はタンス預金で金利がつかないものとする。
新築での生活が向上しないものとするため新築の減価=老朽化もないものとする)
そういうわかりやすい身近な目先のお金で、インフレ時に家の建て替えとかが爆発的に増えていったのかも
物価目標2%と言う人為的?な政策リスクを
アベノミクスの初期の、もっと早い段階でそれを察しておくべきだった
「手持ちの現金が100万円のままなら一年後は4万円も多く支払う」
物価上昇て2%なのに、今の、住宅価格の上昇っておかしくないかって、そういうことやから
物価の上昇がいまだに2%を達成してないからアベノミクスは失敗ではないかと言い続けてたやつ、そういうのをテレビやネットで見て真に受けてるから、今になって物価上昇の悪い影響を受けてる
これ
10年も前からの話なんやけど。10年も猶予(ゆうよ)があった