ユーチューブでインドを紹介してる動画を見ていて、「マサラ」の話が多かったからマサラを買ってみた
マサラって香辛料の粉末こと?、「この粉はなんやねん」、「マサラや」、混ぜ合わせた中身の分からない香辛料の粉末をマサラと答えてるような感じかな(コショウ単体なら「コショウの粉や」と答える)
ガラム・マサラの「ガラム」は香辛料の原料を「加熱処理」してから粉にしてる加熱処理を意味してるらしい、煎り・合わせすり胡麻のような感じかな
マサラの中に含まれる香辛料の一つにターメリックがあるとしたら、ターメリックはウコンを「乾燥」させて粉にしてるからガラム(=加熱処理された)ではないと言うこと
インドの料理を見てると血抜き以外の下処理をせず、油にガラムマサラを入れて、そこに食材を全部ぶち込んで煮込む「無水調理」、野菜や肉から出る水分とうま味と風味、それにマサラの風味を合わせてる無水煮込み料理
具材から出る水分などで煮込まれた料理を「カリー」と呼ぶ、「カレー」=「煮込み料理」、それに使う調味料をガラムマサラと呼んでる
似たようなマサラをあちこちで使ってるから、日本人からするとインド料理は全部カレー風味で、日本料理がカツオ出汁+塩か醤油と同じ
(無水のこだわりで作ることではなく、水が無い地域、通常の水を使うことなく食材の水分で煮込み料理を作れてしまう食材の組み合わせ・調理法)
つまり
マサラって、なんやねんと
香辛料を混ぜ合わせたもの
ガラムは?
マサラとガラムマサラの違いは、粉末の混合香辛料が天日干し乾燥ではなく加熱処理後に粉末にしたかどうか
うま味調味料は?
野菜や肉からでた出汁だけど、「マサコ」と言う「味の素」も売ってるらしい。別から出汁だけを取る食文化がなかったのかな
無水で作るのだと、ジャガイモやお米を一緒に煮込むことができないはず。できるかもしれないけど、食材をうまいこと組み合わせる考え方
カレー風味や唐辛子の辛い味付けに、甘い香りのターメリックライスを合わせる、食材に合わせた香料と、完成した食べ合わせ・組み合わせ
このカリーカリーってなんやねんと言うと、チキン煮込み、豆煮込みで、そういうイメージの料理が出てきて、日本式のカレーで具がチキンや豆ではないと言うこと。豆なら豆に合わせたマサラ、ガラムマサラを使ってる感じかな
日本人からしたら全部カレー味で、違いが分からんと・・
焼き鳥(タレ)、ブリの照り焼き、ウナギのかば焼き、があったら、全部醤油と砂糖味と言うやつ
カレーの具が豆やチキンではなく
チキン煮込み、豆煮込み側にライスやパンやジャガイモを持ってきて、付けて食べる感じ。日本人がお米を食べてお味噌汁を飲んでる、西洋料理でパンをスープに持ってきて食べてるイメージと思う
日本だと反対に、お味噌汁をお米側にぶっかけて食べる人もいて、それが日本の家庭であるカレーライスのイメージ
西洋料理からするとなんでパンの皿にスープを掛けるんやと・・
インドだと
砂糖や油、タンパク質、うま味などを取り出して、それを再度固めて新しい食べ物を創造する料理と違って
、食材を直に使う原始的な料理、小麦もマサラも粉にしただけ
、だから全粒粉を使う
小麦粉に水を加えるとグルテンができて、薄く伸ばした表面を焼くと風船みたいに膨らんで薄いのがさらに薄くなって火が通り食べやすくなる
菜種油を絞ってる風景もあったけど、そういう抽出した油を使わない油っぽさが無いお店が普通と言う紹介があった
サトウキビを直接絞るサトウキビジュースのコールドプレスもあった、黒砂糖や白砂糖や糖蜜と分けて使うようなイギリスの統治時代に生まれたチャイとは違う飲み方もあった
なんとなく使い処が分かったけど
、自分で考えて何に使ってもよいと言うこと
(マサラは、合わせ調味料、合わせ味噌のようなものではなく、唐辛子やコショウを粉にしたのと似てる、いわゆる香辛料なので、大量にぶち込むとお腹を壊す。香辛料を使わない和食、日本人向けだと少な目にするのがコツかも)