高値から2,100円下落したので
予想通り1,500~2,000円下がるボラ注意報が直撃してた
「日経平均株価の最高値3万8,915円 これは単なる通過点」
この放送があった日って、直近の最高値を付ける前日22時、日経平均株価の終値3万3,193円はバブルなのか?と言う問いに対して、バブルの高値は3万8,915円だから、3万3,193円は単なる通過点だと言うような番組の作りだった
テレビ・新聞らしい表現で、バブル時の高値3万8,915円が通過点のように見えてしまうけど
①このふわっと上がったところで
商社株とかにものすごい買いが入ってたから、もっと買えば儲かるという感じで個人が一気に買いを入れてきたんだと思う
先物も、ゴールドマンサックスは短期の買いを撤退してるのに、しぶとく売ってた個人は短期で買い越しに転じていて、個人の短期筋は、上がっていくように見えて取ったポジションが含み損に突入してる状態
その変な買いをこなして上がるには、時間が癒してくれるか、投げ売りと共に下げが加速して短期で需給が改善するかのどっちか。普通に考えると、どっちになっても上値が重くなるのは変わりないけど
A 日経平均株価はナスダックや為替と連動してるから、ナスダックや為替=米ドルが異様に強いと下がらないと言うこともある
B 円高+ナスダックが下落するようなことになると、強気になって沢山買った人たちが耐えれなくなるまで下がるリスクもある
ボラティリティが高い状態だと
移動平均線に弾かれて下げていくトレンドにならず、移動平均線の上に抜けて上昇トレンドに回帰したかのようなところから下げていったりすることがある(テクニカル系の人がそこでロスカットしたら下がるやつ)
今みたいに一直線に下がってると、買いやプット売りに偏ったポジションがマズくなるので、プットが割高で、プットを買うにしても指数が少しでも反発するとプットのプレミアが激剥げした経験・学習能力からプット買い+遠くのコールを3倍売って手当しておくようなお粗末な対応を取る人が増えてくる。そのヘッジが完了したら下げる旨味がなくなるので売る人が一斉にいなくなって、下げすぎた反動で株価がスカスカ反発すると今度は3倍の量を売ってたコールがやばくなってその買い戻しやプットを買う人がいない需給の改善と、高値掴みした人が下げすぎて売るに売れない空間を一直線に上げていったりする
そういう相場付き、そういうリスクが潜在してる
全体が下がってる時に業績が安定して伸びてる高財務・高配当株を買えば良いんだけど、現実は上がった後になって沢山買ってしまってる
今の下げを別で例えるなら、思ってる以上にGPUが売れてなかった反動のような下げで、業務用GPUに一斉に買い注文を入れるから、供給が間に合わない間に、溢れかえったお金があちこち飛び火してたと言うこと
テレビ局の株を書いてた時に、買いたい分の半分を今すぐ買わないと上がっていく可能性のほうが高かった
めちゃくちゃ上がった後になって
このすべてを見通してるような放送の次の日に、個別株にすごい買いが入って日経平均株価も高値を更新した
そういう上昇が起きると
高値から1,500円2,000円簡単に下がる相場付きだったんだけど、その高値あたりで大量に買った人は精神的に相当おかしな行動を取ってると言える
テレビやネットに頼りすぎと言うか
インフルエンサーが勧めた商品を買うような、自分で使うなりして善し悪しを判断できないそういう人が沢山いるのでしょう