映画「祝の島」上映会にいってきました | 働く女性の 「グループ23」

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今後働く女性の「グループ23」でのイベント企画で、映画の上映会をやっていたいという意見が・・・

いくつか上映映画の題材が候補に挙がりましたが、

その候補の中のひとつ 「祝の島」という映画の上映会があったので視察と称して参加してきました。

以下報告書添付します


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328日に神楽サロンという場所で行われた、映画「祝の島」の上映会に視察に行きました。

映画の感想は最後に記載しますが、この上映会がちょっと面白い趣向で行われていたので、まずその点について報告します。

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上映会は大きく分けて三部構成

1部:18:30開場→受付 ウェイティングルームに立食形式で食事、おつまみやドリンク(有料)などが設えてあり、来観客はそこで歓談しながら上映までのひと時を過ごす。

2部:19:00上映 サロン内の多目的スペースに移って上映開始。映画上映用の部屋ではないので、スクリーンを張ってパイプ椅子を並べての鑑賞。

上映前にはこの映画の監督である「はなぶさ あや」さん と上映会主催者から挨拶。

あと特別出演で「シンガーのミカさん」とかいう方の生歌披露もあり(なかなかの美声)

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3部:トークセッション

「祝の島」のはなぶさ監督と、この神楽サロンで次回上映予定の映画「大河からのメッセージ」の三上監督の2人によるトークセッションが30分ほど

トークセッションが終了後は、場所を冒頭のウェイティングルームに移して両監督に質問などしたい人が自由に話せる設定。

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以上のメニューでした。

とても優雅で洒落た作りのサロンでの鑑賞、そして作品の監督から直に話が聞けるという点で、普通の映画館での鑑賞と比べて映画への気持ちの入り込みが違った気がしました。



映画の感想

(これから観る方へ:ドキュメンタリーでストーリーははいのでネタバレって事は無いと思いますが、気になる方は読まない方が良いかもしれません)

原発反対の島の映画ですが、抗議行動とか原発がいかに危険かなどといった場面や話はあまりなく、島の住民の生活をただただ淡々と映し、それによってこの島のおじいちゃんおばあちゃん(島には若者がほとんど居ません)が何を大切にしているのか、何に反対し何と闘っているのかを静かにあぶりだしています。

この作品のテーマ上の何らかに興味のある人にとっては強く心を動かされるかもしれませんが、何の前知識も無くいきなり観るとちょっと退屈する人も居るかもしれません。