おばはんは、料理が苦手である。

 

切ったり、刻んだり、煮たり焼いたり揚げたり、手間暇かけてする工程の割に、食べ終わるのは一瞬だ。

また、おばはん家は自身も含め家族皆が大食いで、子どもが小さいにも関わらずお米は5合炊きのため、おかず一品を作るだけで腱鞘炎になりそうだ。

 

つい先日。

おばはんは、去年もらった冷や麦(賞味期限切れ間近)10人前を湯がいていた。

付け合わせは、魚の缶詰というセットメニューだ。

しかし、手抜き工事が祟ったのか、冷や麦を湯がくだけの工程で、大失敗した。

大鍋の中のお湯は白くドロドロと化し、麺と麺はくっつき、伸びきった麺とまだ芯のある麺が混ざった状態だった。

おばはんは新たに大鍋にお湯を沸かすこともなく、そのまま家族に提供したチーン

 

結果、普段どんな食べ物でも文句を言うことが無い旦那ですら「ちょっとこれは・・・」と言葉を濁した。

あぁ、これでは子どもたちも食べないだろうなと子どもたちに目を向けると、

むしゃむしゃ、がっつきながら食べていた。

「おいしいで!失敗ちゃうで!」

「おかん、天才やな!!!」

 

心の底から雑なおかんで申し訳ない、と涙した瞬間だった。

※それでもかたくなに料理を頑張りたい!!と思えないおばはんであったチーン