今日は十段 草之行をしました。杓立を使わないし、茶碗等は運びとなります。この点前は水指が名物で、本来は青磁雲龍の物を使用しますが、一重口の水指を代用しました。釣釜の雲龍はこの水指の写しと聞いたことがあります。

古帛紗で清めたりするのですが、大円之真では、真にたたみますが、この点前は行にたたむこともします。

帛紗の前が古帛紗が活躍していたことが垣間見られます。

新しく入られた方も、2度見てからの点前なので、スムーズに出来ました。メモ許可してしまっている甘い私ですが、十段はそうでもしないと、覚えられないと思います。来月は草之草。社中では2周が終わります。ネットからの見学希望の方もいて、風炉からのスタート、私も全段が頭に入って、横での理解を深めて説明出来たらと思っています。