四ヶ伝では、盆点が茶入をときかけしますが、十段の中にも、ときかけする点前が3つあります。
真之草、行之真草、草之真です。
草之真は途中茶入が畳に直に下ろすのですが、盆はクニ拭きをし、真の所作をするなど、頭ごなしに草だから軽い訳ではないのが、素直に覚えるしかないです。
ときかけの時の茶杓は、帛紗をさばかす裏返して清めるのが
共通ですが、最後盆に載せる仕覆の位置は全て違い、興味深いです。
まだまだ全ての点前が頭にはいっていません。
全てが頭に入っていれば、共通点と、違いが分かって楽しいことでしょう。
お弟子さんの方が、十段頭に整理されて、理解していて、素晴らしいのです。
熱心な生徒がいるということは、教え甲斐があり、嬉しいことです。