お家元の初釜の翌日が拙宅初点だったので、外食予定だとは言え、用意が大変でした。

生徒に手伝ってもらえば良いのでしょうが、働いていて、遠くからわざわざその為にきてもらうのも申し訳なく、なかなか頼めない先生です。

今年は私が点前すると、各服で濃茶を出さなければならず、それを水屋の人にしてもらうのも指示がきちんとしていなければならなく、外食で楽な分、時間が決められていてその時間に終わらせなければならないので、頭の痛い点でした。

濃茶は何度も抹茶の分量やお湯の量を試して入れ物を決め、お茶碗の温め、タイミングなど、会えないのでメールで指示しました。

員茶も人数が多く、一堂で集合したかったし、全員が茶筅を振って欲しくて、応用編のお茶でして、断捨離のじゃんけん大会も3回できました。何とか時間内に出来ました。

員茶では、初めからお茶碗を茶巾を入れておき、持って席入り、点前した人が自分のお茶を飲み、点前座が茶巾を取ったら札を見て、お菓子を食べ、点前座が空いたら、すぐ自分のお茶碗を持って点前座に行き、自分で点てたお茶を自分で飲む、そのお茶碗はお土産で貰って貰うお土産のかたちで、コロナの安全面と、時間短縮を取りました。

皆んな楽しかったようで、何よりでした。