他所からいらし生徒さんがまだ廻り炭をしたことがないというので、5人集まったのでしてみました。

何度もしていても、手前は長いし、間違えやすく、予習しないと出来ません。でも、大きな流れで見れば分かりやすい点もあります。

後炭に似ている、炭を取ってきれいにする、下火を埋めて、灰を撒く。練習用に沢山炭を使う、使いにくいから火箸を移動しておく、燃えないよう湿し灰に炭を置く、練習してから、また灰を撒く。灰の撒き方、中履きは同じ動作をしないため違えるなど、最後は自ら香を入れ、濡れ釜をみせる など。ですが、やはり私は苦手です。

生徒は長火箸が、重くて扱いにくく、炭をポトポト落とし、炭は灰まみれになりました。

練習炭を入れやすく、灰の底を平にしておくことも大事ですね。炭同士のあいそうをみたり、枝炭も掴みやすいようまとめておくことも大事です。(お家元の朔稽古で真之炭をさせていただいた時、枝炭を全て入れるのに強く掴みすぎて、割ってしまったことがあり、力の入れ方も注意がは必要です)

何度か下火が保って、炭が、起こった事があります。事前に炭を入れて、十分灰を暖めておく、下火にするための炭は新しい炭を使うなともコツだと思っています。

なかなか上手く炭が掴めなく、みんな笑ってしまって、和やかなお稽古となり、楽しかったと言われて、やって良かったです。