昨日は、社中に新しく入られた方がいたので、風炉に灰を入れるところから紹介しました。

去年の灰は全て取り、雑巾で綺麗に風炉を拭き、乾かして保存していることを、空にした風炉を見せて説明しました。何倍もある炉の灰も同様に取り出し、入れっぱなしにしないことを伝えたら、手間がかかることと、灰の多さに驚いていました。楽しかったようで、良かったです。

風炉の底に奉書紙を敷き、底かわらを置き、灰を舞わないよう、そっと入れるようお願いしたのですが、点前を見ていて、目を離したら、五徳が埋まって、灰まみれになってしまっていました。虫食いの五徳だったら、穴に灰が入り込んで大変なことになっていたかもしれません。笑。ある程度灰つもりをして、釜を据えて高さを決め、





匙で重さをかけないで引くようにして、灰を形作ることを紹介しました。

私も灰形作りは苦手ですが、お茶のおもてなしは、こうして灰を作るところから始まることが理解して欲しいと思いました。