ずっと気



になっていたけれど放置していた十段。全ての点前を覚えることは出来ませんが、このオミクロン休みの期間、こんな都合の良い時は今しか無いし、少しでも点前の源流として、理解を深めたいため、自習していきたいと思っています。

盆点の元としては、真之草、行之真草、そして今日の草之真になります。

本当は詳しく書きたいのですが、奥秘としているものなので、残念です。

同じ若狭盆を清めるとしても、この草之真が、クニで清めることになることを考えると、草の段だから軽くなる訳ではないのですね。天目台の清め方は、この三点前とも違っていて、興味深いです。茶入を盆に乗せるのか畳に置けるのか?点てるのが台の上か古帛紗の上かなども、何故この段なのか分かりません。でも、こういう点前があることを知ってからでは、例えば四ケ伝や奥伝での扱い中でも、考えながら点前する様になりました。

やはり、十段は、覚えなくても、機会があれば一度は知った方が良いと思います。

写真は社中のお弟子さんが作ったフローチャートの一部です。やはり男性は頭の作りが違います。