このところ、点前の自主稽古をしています。
今日は行之行。
天地天と始まり、普通の濃茶とあまり変わりないのですが、あれこれ点前しながら疑問が出てきてしまう。
まずは、総礼。
行はホヤのときなのですが、では、真の時はせん皿で茶道口でするし、真を平点前の対極とするとしてみても、納得いかない。茶箱の振り出し出した時が総礼で分からない。普通の濃茶の時は蓋置出して総礼するのが行の流れを受けているものだとしたら、お茶碗取り込んで総礼するのに、何で茶箱はないのだろうか?一人で飲むから?何に対しての総礼なのだろうか?
ホヤが神様に関係するものなら、真の点前のほうこそ神様に差し上げるものなのに、ホヤは使わない。
次は茶筅。
荘りもので、濃茶は茶筅を畳に置き、薄ちは取り使い。行は畳に最初は置かないで、取り使い。やはり盆でくくっているからか?
茶杓は、留め節なのに、真の扱いで拭き戻しあり。位をさげるために草さばきで下旗取るとしたら、なぜ大円之草は下旗取らないかわからない。
天目茶碗が大事なのに、茶杓が縁にのるのも、違和感あります。
私の覚え間違いかもしれませんが、一つ点前しても、疑問ばかり出てきてしまいます。
こういうものだと、素直に点前しますが、理論があり、納得したら、もっと楽しいことだろうなど思いながら、自習しています。