今日は緩和ケアの勉強会


臨死期のケアを学びました。


臨死期とは、予後1か月(週単位)から亡くなるまでの時期と定義されています (ELNEC‐J)


臨死期の患者、家族に

どうかかわるか

どんな言葉をかけるか


事例をもとに

研修生でディスカッション


具体的にどんな言葉で話すかを

考えることは難しいのですが


有意義な研修になりました。


講師の先生の実践を

聞きながら

涙がこぼれそうになりました。


その患者さんが

ありありと浮かんできて


父や主人の最期を

思い出してしまいました。


後悔していることは

ほとんどありませんが


医師にいわれた言葉や

看護師に言われたことが

心にちょっと

引っ掛かっていたことが


ふっと浮かんできました。


貧血に対して

「砂漠に水をまくようなものだから輸血をしても意味がない」


手術も入院も希望しない

高齢のがん患者

父への言葉でした


手術も入院も希望しない

輸血ももちろん希望しない


ナースであるがゆえに


輸血をすることで

貧血による息切れや

倦怠感が少しですが

改善することもみてきました。


病院ではこんな患者さんに

輸血をすることもあるんです。


なぜ父にはしてくれないんだろう

そんな感情を

あの時感じていた・・・


そう、ちょっと

引っ掛かっていたんですよね

それを言葉にすることで

心が軽くなりました🍀


どちらが正解か不正解か

どちらも正解でしょう🎵


スピリチュアルペインは

語ることで8割が解消する


残りの2割は芸術で解消

音楽であったり🎼

絵画であったり🖼️


臨死期のケア


難しいですが


その人にあった

具体的なケアを

考えることは


私たちナースにとって

得意なこと💕

これこそが看護~ですよね


臨死期のケアを考えるのに

ワクワクするという表現は

不適切かもしれませんが


出来ることを考えると

ワクワクしますね💕