私のミニマルライフ失敗談を紹介します。
私はミニマルライフに憧れ、一念発起して家の中のものを精力的に減らしました。
この時私はミニマルライフとミニマムライフの区別がついてなかったのです。
ミニマルライフ
自分にとって本当に必要なものだけを持ち、不要なものを手放すことで、シンプルで豊かな暮らしを目指す。
ミニマムライフ
必要最低限のものだけを持ち、シンプルな暮らしをすることです。
ものを減らすことで、部屋がすっきりして心も軽くなると思っていました。
しかし、実際にはそうではありませんでした。
まず、物を減らすことが思ったより大変でした。
・趣味や好きなものは、捨てる決断ができず保留がたくさん出ました。
・ものによっては売ったり寄付しましたが、手間がかかりました。
・欲しい物があると、ついつい買ってしまい、また物が増えてしまいました。
そして、物を減らすことが幸せになるとは限らないことに気づきました。
私は物を減らすことで、シンプルで快適な生活ができると思っていました。
しかし、実際には、物を減らしたことで不便や不満が増えました。
・服や靴を減らしたことで、コーディネートの楽しみが少なくなりました。
・本やCDやDVDをデータのみにしたことで、
本の香りがなくなり、CDなどの歌詞カードも見れないなど、
読書、音楽鑑賞という趣味が味気ないものになってしまった気がしました。
以上が私のミニマルライフに取り組んだ失敗談です。
学んだのは、ものを減らすことが目的になってはいけないということです。
ものに愛着があり、減らすのが苦手な方は「モデレートライフ」*1を目指すのもよいと思います。
私もモデレートライフから入れば遠回りしなくて済んだかもしれません。
*1 過剰でも過少でもなく、自分にちょうど良い量のものを持ち、バランスの取れた暮らしをすること
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