あの地震から何日が経ちました。

私の地区は2日間の停電。

その為、普段なら隠れていることが
沢山わかったのです。

1つ目は停電から1日目の夜。
辺り一面真っ暗で、信号機も真っ暗でした。

世の中がひっくり返ったような静けさに包まれた
その頭上には満点の天の川...。

もうあんな光景は見ることはないでしょう

なんていったって北海道全ての電気が消えた夜です。

みんな大自然の素晴らしさに震え上がりました。

本来ならこんな星があるんだってこと。
それを知らされたのです。

一方で大自然との猛威に直面した地域は亡くなられた方もいて、ご冥福をお祈りします。

電気がないからテレビも見れない。携帯も圏外になる...ラジオもないから情報がない。

まさか、自分が被災者になるなんて思いもしなくて

私には交友関係もない。母親もそうなので、父親の交友関係の情報頼りでした。久しぶりに家族との会話ができました。

こんなことがなきゃ母親は会話ができないんだなぁ。
復旧した後はテレビ三昧でわたしとは目も合わせず居ないように扱い代わり映えのない毎日に戻りました。

これなら「1週間にいっぺんは停電になった方がええな」と職場の岐阜出身東京から永住してきたおっさんが言っていた通りだと思います。

電気のありがたみがわかったし、テレビや携帯のせいで家族との会話ってなくなってしまったんだなぁと痛感した。

でも、職場に行ったらその仲良しのおっちゃんがいるので笑けて面白いです。

みんな、不安だから復旧しなくても来てました。びっくりしました。

私は鬱転してしまったので休みがちできたが、少しずつ行けるようになり今週は休まず行けたのでとりあえずいいかな。

職場だけが居場所です。大震災、経験してわかったことは、交友関係って本当に大事でどこにも所属してないと本当に不安だと思いました。

その分今の職場に感謝しなければなりません。