8:30に車で迎えに行く、というので、せかせかと朝の準備を整えてから、APAホテルをチェックアウトした。そして、30分ほど車に揺られ、伯父さんの実家に到着。礼服は荷物になるから、宅急便でそちらに発送してあったので、そこで着替えをしてから、さっそくお寺へ移動した。
この日は全国的に高温で、富山県もいい加減暑く、礼服は黒色なので、ステロイドで水タンクになっている身には、かなりしんどい一日になりそうそうである。法要は10:30からだったが、10:00くらいには続々と関係者が集まり、いったん休息所で開始まで待つことに。ここからが、地獄の始まりである。入れ替わり立ち代わりで、関係者が挨拶にやってくるが、殆ど知らない顔ばかりである。しかし、向こうは少なくとも私の父親のことは知っていたりするものだから、私の顔を見て「目元がそっくりだ」とか宣うわけである。しかし、そんなふうに親しげに話し掛けられても、どう反応していいのやら、さっぱり分からないのである。しかも、向こうはこちらの苗字は知っているわけである。亡くなった伯父さんと同じだから、当たり前である。しかし、知らない顔は、どれもこれも違う苗字なのである。覚えきれないのである。亡くなった伯父さん筋だけでなく、伯母さん筋の関係者も来るから、苗字の洪水に押し流されてしまうのである。尚且つ、参列しているのは年寄りばかり。声が小さいうえに訛りもあるから、ところどころ聞き取れない。何を話しているのか分からぬままに相槌だけを打つしか手がないのである。これに、礼儀だ作法だというややこしい話まで付加してくる。法要が始まる前から、どっと疲れてしまうのである。
10:30になって、やっと挨拶合戦が一時停戦を迎え、本堂に移動して法要が始まった。お焼香の作法がよく分からないので、私の前の人たちの振る舞いをじっくり観察し、たどたどしくも、何とかこなしたが、浄土真宗の場合、焼香銭と言って、香炉の隣にあるお盆の上にお金を置く習慣がある。さて、いくら置くべきか??こういうところも、自称「不可知論」者の私からすれば、気疲れする要因となる(叔母さんがこっそり1,000円だと教えてくれたので、とりあえずその金額を置いてきたが…)。
叔母さんからは事前に「こっちの読経は長い」と散々脅されていたが、実際は30分で終了。しかし、そこから始まった法話が長かった…(こちらからすれば、意外な伏兵といったところである)。しかも、最後まで聞いても、イマイチどこに焦点を合わせた話なのか、分からずじまいだった(修学旅行で行った薬師寺の僧侶の法話や、十数年前に行った高野山金剛峰寺の僧侶の法話は面白かったが…)。その後、本堂裏にある墓地に移動して、納骨式。本堂は涼しかったが、この納骨式は太陽光線を遮るものもなく、とてもしんどかった。
そして、一連の法要が終わったら、お斎、すなわち食事会である。料亭 砺中に移動して懐石料理と相成った。ここで、挨拶合戦の第2ラウンドが始まることを恐れていたが、叔父さんの息子であるM君も法要に参列していて、M君と私が年齢が近いこともあり、席順は決まっていたけれども、母親とM君が入れ替わって、第2ラウンドは回避できたのであった。お斎は14:00ほどで終了。料亭の別室を借りて着替えをし、荷物は再び宅急便で送ってもらうように手配した。
とりあえず、これにてすべてのイベントが終了。関係者の殆どは、叔父さん・叔母さん一家も含めて解散となり、伯母さんの方は見送りしたいということで新高岡駅まで一緒に車で向かうことになった。15:00過ぎに新高岡駅に着いたので、Nemaru Cafeでアイスコーヒーを飲みながら休憩(「ねまる」というのは富山県の方言で、寛ぐという意味である)。伯母さんと母親の、いわゆる「オバハン」同士の脈絡もなく、お互い相手の話すことには聞く耳を持たず、単に話したいことだけを話す、という不毛な時間をともに共有する羽目に陥ってしまった。はっきり言って、これは苦痛以外の何物でもない状況である。しかも、基本的に「オバハン」は黙っていることができない。だから、話さなくてもいいことまで話すことになる。もはや聞くに堪えないわけである。
その苦行を乗り越えて、新幹線の時刻になったのでプラットフォームに移動して、これまた不毛な挨拶を繰り返し、東京に向かった。
東京駅では、人、人、人でごったがえす祭で晩御飯用の駅弁(新潟和牛弁当)を購入し、明日の朝食用にDaisy東京でパンを買った。
| 日付 | 曜日 | 天気 | 行き先 | 歩数 |
| 5月25日 | 月 | 🌞 | 本社 | 2,300 |
| 5月26日 | 火 | 🌞 | 駒沢オリンピック公園 | 9,000 |
| 5月27日 | 水 | 🌥 | 本社 | 2,500 |
| 5月28日 | 木 | 🌥 | 駒沢オリンピック公園 | 9,400 |
| 5月29日 | 金 | 🌞 | 本社 | 2,300 |
| 5月30日 | 土 | 🌞 | 富山 | 5,900 |
| 5月31日 | 日 | 🌞 | 富山 | 3,900 |
当初は、せっかく富山県まで遠出するのだし、宇奈月温泉などにでも寄って一泊することも考えていたが、この暑さでは温泉という気分にもなれず、そのまま脇目も振らず、家に着いたのは21:00。体力的にというよりも、やはり予想どおり、気疲れの方が勝った…。早く寝よう…。