というわけで、明日の手術に向けて本日、入院した。
昨日は、せっせと入院の準備をしていたが、用意するものは基本的に旅行の際と変わらない。だから、受付で手続きを済ませ、○○病棟へ行ってくださいと言われたときなど、併せて鍵を渡されたら、それはすなわちホテルである。実際は、鍵などはなく、ナースステーションで大量の書類を渡し、薬剤師と薬についてのチェックを行った後、病室へ案内された。
いきなり採血され、昼食後に看護師さんから手術の流れを説明される。すでに案内された内容をなぞっただけで、新しい情報はなかったが、これもルールなので仕方がない。
受付から病棟に移動する間に、院内ローソンで経口補水液500mL×2本、水、紙おむつを購入。一応、看護師さんにも確認してもらった。しばらくして、手術を執刀するドクターが二人やってきて挨拶。主治医と三人でオペするそうだ。
夕食前に看護師さんが二人やってきて、おへその掃除。オイルを染み込ませた綿棒でグリグリされたが、「綺麗ですね~」と言われた。別に、おへそのケアなどしてないのだが、そう言われると悪い気はしないものである。
夕食後に主治医がやってきた。
「明日、予定どおり手術です」
「お願いします」
「ところで、MRIの結果について説明していませんでした。実は…」
(オイオイ、ここにきて変なことを言わないでよ…)
「胆石が総胆管にポロポロあることが分かりました。胆石は、いろいろなタイプがあるんですが、このタイプはMRIでしか見えないため、これまでの検査では所見として挙がっていませんでした」
「はぁ」
「通常、こういうケースでは先に総胆管に詰まった胆石を内視鏡で除去してから胆嚢摘出するのですが、今回のケースは、胆石が小さく、そこまでは必要ないと判断しています」
「その胆石はどうなるんですか??」
「小さいやつは、十二指腸まで転がって、体外に排出されるか、途中で溶けちゃいます。だから、2週間前のMRIで映っていた胆石も、すでになくなっているかもしれませんし、新たな胆石が詰まっている可能性もあります」
「そうなんですか」
「なので、胆嚢摘出を優先させます」
「よろしくお願いします」
「ただ、可能性として、その手術の後で、内視鏡による胆石除去を行うかもしれません。しばらくは様子を見ながらということになると思います」
「仕方がないですね」
「内視鏡は内視鏡で、膵炎を発症するリスクがあるので、避けられれば避けたいと考えています」
「なるほど」
「たぶん、これまでの診察から予想するに、黄疸もしばらくして収まっているし、酷いことにはならないと思います。胆石が大きいと胆管炎になるリスクは大きくなりますが、今回のケースはそうではないので」
「了解しました」
「では、明日、頑張りましょう」
「私は寝てるだけですけど」
「そうですね。こちらで全力を尽くします」
大丈夫かな…。今日、寝られるか心配になってきたのである。