世田谷中央病院から帰ってきて布団にくるまったはいいけれども、いったんは少し治まっていた痛みがぶり返し、朝まで一睡もすることができなかった。こんな状態をあと2日も耐えられるだろうか??どうも、無理そうである。
そこで、紹介状を持って東京医療センターに飛び込むことにした(何度も救急車というわけにもいかないので、タクシーを利用した)。ところが、総合受付の説明によると、一般内科の診察は完全予約制とのこと。つまり、2/6(金)まで痛みに耐え抜き、診察を仰ぐしか道がない、という残酷な現実を突き付けられたのである。とは言え、こっちもそれでオメオメと引き下がるわけにもいかない。結局、かなり強引に診察を割り込ませてもらった。
まずは、採血。ここでも、7本分の血液を抜かれ、その後、呼気量と心電図。心電図は、階段の昇り降りの後で測定する「マスター負荷心電図」というのを初めてやらされた。おそらく、みぞおち付近の痛みということで、消化器系だけでなく、循環器系、特に心臓疾患も疑われたためだと思われる。そして、X線。
これだけでも、1時間半は掛かる測定だったが、その後の診察までの時間が長いこと長いこと…。ドクターに呼ばれて、好酸球性多発血管炎性肉芽種症から始まり、ここ最近の胃痛の状況や、世田谷中央病院でのコメントの内容などを、私の覚えている限り細かに話した。すると、ここでも、
「世田谷中央病院の診断とほぼ同じ」
と前置きされたうえで、
「ただ、もらったCD-ROM画像は切断ピッチが粗く、ここからは何とも言えない。血液検査からは肝臓の数値(ASTとALT)が悪く、ビリルビンも少し高いから、黄疸の症状も出ているということ。つまり、胆石の影響が出ていると言える。だから、CT画像を撮り直すだけの積極的な理由はある」
とのことだったので、再びCT画像の追加撮影へ。そこから2回目の診察まで気の遠くなるような時間を待たされ、結局のところ、
「胆石の影響で胆嚢が少しだけ炎症していると思われる。手術をしないとダメというレベルにはないが、石が胆嚢の中にあるのは事実だし、今後も同じ症状に悩まされる可能性は高い。だったら、摘出してしまうのは一つの考え方」
ということだった。
「でも、手術は望まれてない、と紹介状には書かれてますね」
「というか、むやみに切ってしまっていいというものでもない、という意味で、そんなようなことを言いました」
「にしても、すぐにベッドが空くわけではないので、手術の場合、それなりのスケジューリングは必要」
「とすると、仮に手術するとしても、そこまでは痛みを抑えられないと、生活できないです」
「でしたら、痛み止め(カロナール)と、胆汁の流れをよくする薬(ウルソデオキシコール酢酸とコスパノン)を処方しますよ」
で、ひとまずは、この痛みを凌げそうである。
「2/6(金)はどうされますか??」
「今日、飛び込みで診てもらったんですけど、必要ですか??」
「金曜日の先生は胆嚢の専門家ですしね。それと、経過は必ず診せてほしいので、金曜日はやめるとしても、来週のどこかで再来院してもらうことになります」
「胆嚢の専門家なら、現状を踏まえて手術の妥当性も伺えそうですね」
「その方がいいと思います」
「ちなみに、また採血するんですか??」
「そうですね。肝臓の数値を追いかける必要があります」
「分かりました。金曜日の予約はそのままにしておいてください」
「では、予約は残しておきますね。もし、また痛くなってきたとかいうようなら、いつでも来てください」
若いドクターだったが、熱心に話を聞いてくれて、かつ丁寧に説明してくれて、とても安心できた。それにしても、9:00~17:30まで、本当に1日仕事だった…。会計のときには、ドラッグ・ストアが閉まってしまうのではないかとやきもきしたが、何とか滑り込みセーフ。もはや歩いて帰る気力もなく、タクシーを使った。
手術をどうするか、最終決断は2/6(金)にお預けである。