バスの会話。 | 茶の子帳

バスの会話。

今日は雨。

70くらいの女性がバスから降りるとき

70くらいの男性が声をかけた。

「おくさん、忘れ物ですよ。」



座席には傘。


「あ、それあたしのじゃないの」

といった後、女性は


「ありがとう」


だって。



もしこれが本人のだったら

ありがとうを言う人は多いだろう。


「傘があったからありがとう」

だもんね。



でも彼女の場合

「気にかけていただいてありがとう。」

だ。


あたしも

気遣いに恐縮してしまうほうなので

変なときに礼を言うやつだと

周りからのツッコミをもらう。



でも

客観的に聞いて

やっぱ気持ちわるくはないもんじゃん

と感じた今日のバスの会話。


物理的なものへの感謝は社会性のため。

姿勢的なものへの感謝は自分のため。



自分のための感謝は

自己満足だけど

わるくない。