らーめん君。 | 茶の子帳

らーめん君。

らーめん君とはなにか。




うちのだんな君である。




うちのだんな君、以前会社で一時期一緒に働いたことがあるのだが


あたしの中で、その時よく遊ぶ男の子の中の一人に入っていた。




話すのも楽な上に、あたしの話も楽しそうに聞いてくれるので


よくご飯に行っていた。




ご飯に誘うと月末でも6時ぴったりに仕事を上げてきてくれたり


夜中でも仕事おわりにへこむことがあって赤坂から連絡をすると


タクシーですぐ来てくれたり


腎臓結石で発熱して倒れたときもすぐ来てくれたり


とにかく呼べばすぐ来てくれる


アンパンマンのようなイメージで接していた。




しかしあるひ。




一緒にあって食事でもしようとぶらぶらしている時に


「あ、帰らなきゃ。」というではないか。


約束があるのかと思って時間を聞くと違うらしい。


大事な競馬のレースでもあるのかときいても違うらしい。


「競馬なんか別に良いよ」とか言う彼。


じゃあどんな用事だろうか。




仕事すら切り上げてあたしとの約束を優先してくれるだんな君の


どうしても帰らなきゃいけない理由。。。




「賞味期限切れのラーメンがあるから、帰ろうかなと思います。」












え??・・・(゜Д゜ )






ラーメン??????








だってもう切れてるんでしょ??














一瞬放心したが、仕方ない。


ラーメンはあたしより大事なのだ。






【仕事<あたし<ラーメン】 なのだ。


仕方がない。






「あ、それは大事じゃん!帰んなきゃ!」といい


改札まで送ったという寂しい出来事。








このどMのあたしが許容し切れなかった彼の価値観のレベルを思い知った。


ハイレベルすぎる。




この頃からどエムであることにプライドを持っていたあたしは、


「許容できないことがあるなんて、どエムのレッテルを外すべきか。


いや、それは大事だといって見送っただけまだあたしはどエムじゃないか?!」


と、一人で自問自答。




ラーメンに負けたむなしさよりも


ニセどエム疑惑に悩んでいた。






若干寂しい思いで今の会社の社長(女性)に言った所


彼女の激しい一言に大ダメージ。


「え~~~~~、それ生ごみに負けたってことだよ!!」






_| ̄|〇

そっか。賞味期限切れだもんね。




生ごみ以下の女。


どエムにふさわしいじゃないか。


よかった。




そのときからうちのだんな君はあたしの友人から


「らーめん君」と呼ばれることになった。










こんな話を




昨日だんな君同席でなべを食べながら


友人にしたら




「え、それは生麺だったんですか?」






そこ?




そこでしたか。