丁子屋焼き
こんにちは。スイセイのお茶が好きな人です。
今回お茶を楽しむために用意したのは、
私の出身地静岡の、とろろの名店『丁子屋』のどら焼き。
静岡では丁子屋さんは有名なお店で、子どもの頃から家族とともに行く、お出かけの定番。先日の旅行で15~6年ぶりに立ち寄った際に、以前は無かった「丁子屋焼き」が目に止まったので買ってみました。
丸子名物
丁子屋焼き
静岡在来の自然薯とむかごを使用とあります。
丁子屋さんでは、とろろは山芋の中でも自然薯(じねんじょ)という種類にこだわっているのが特徴で、むかごも同じく山芋の一種、パチンコ玉サイズぐらいのコロコロしたジャガイモみたいな見た目です。当店名物のこの2つを餡に用いているそうです。
合わせたお茶
ヒトトティー オリエンタルグリーン
どら焼き生地と、お芋の香りがありそうなので、ここはやはり日本茶ベースのオリエンタルグリーンにしました。
丁子屋焼きには、ちょっとだけクセがあるのを感じますが、さすがにとろろのような粘り気はありませんでした。あの”むかご”独特の風味が良く出ていて、甘味もほんのりあります。思い出の一部になっている”あの味”がよく再現されていました。
意外なのですが、緑茶×ベルガモットの爽やかな香りとすっきりしたのど越しが、和菓子ともぴったり合っていて良い組み合わせでした。
丁子屋
静岡市駿河区丸子(まりこ)にある、主にとろろ料理を名物としたお食事処。
自然薯にこだわったとろろをむぎ飯といっしょに頂くのですが、これが他所にはないぐらいの絶品でとても美味しいです。むかごの唐揚げ、あま~い玉子焼き、とろろの磯辺揚げなどここだけの美味な名物が沢山あります。
現存する建物は、歌川広重の『東海道五十三次』鞠子宿に登場する茶屋とよく似ていて、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような佇まいです。程よく交通の便が良く、ここは自然あふれる落ち着いた田舎風景が広がります。
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