どうも、こんにちは。
前回のカバーについてのお話をしました。
今回は、中玉(コア)についてのお話をしたいなーって思います。
前回の説明した通り、コアはボールの動きの20%を占めているようです
え、そんだけしか左右されないの?
っていうのが筆者の正直な気持ちです。
体感50%くらい。それくらい変わる気がしてます!
感想はさておき、さっそく勉強ターイム!!!
うんうん。で、コアって何!?
コアというのは、ボールの中に入ってるボールの動きをコントロールする物体です!!!
結構イメージするのが大変かもしれないので、筆者得意の分かりやすい例。
はい!砲丸投げで使われている砲丸があります!
一般女性用で4キロあるらしいです。(おもてー笑)
対しまして、4キロのダンベル(鉄アレイ)があります!
まっするまっする!
この二つ、重さはまったく同じです。
で、どちらか片方手に持って、時計回りに腕を捻るような感じで回転させてみましょう!
えい。(グルングルン)
もう片方もやってみましょう。
えい(グルングルン)
で、、、回すにあたり、どちらの方が力を要しましたか???
ダンベルのほうが回すにあたり力を要しましたよね。
対して砲丸のほうが、素直にくるんと回転させられたと思います。
さてさて、これがボウリングのボールの中で起きていたらどうなるでしょうっていう話です。
実際に投げて見ましょう。
おそらく、オイルの上ではあまり差がないと思います。
どちらのボールもツーっと滑っていくと思います。
で、ドライゾーンに突入しました。そこで、ボールとレーンの間に摩擦が生まれます。
つまり、ボールが転がり始めるわけなんですが。
そうすると2つのボールに差が生まれているはずです。
砲丸が入っているボールは早めに転がり、
ダンベルが入っているほうのボールのほうが転がりだしは遅くなります!
慣性力と遠心力が作用してなんちゃらこんちゃら…
難しいので(説明できないので)かっと!!!
でもこれがとっても重要なんですね!
これが「慣性」といわれるもので、ボールのスペックで用いる際には
「RG」って言い方をします。レイザーラモンじゃないです!
砲丸が入っている転がりやすいボールを「低RG・低慣性」なんて言い方をし
ダンベルが入っている転がりが後に出やすいボールを「高RG・高慣性」なんて言い方をするんですねー。
なんで、コアの特性で言えば
RGが低いほうが転がりやすい=曲がりが早く出やすい
RGが高いほうが転がりにくい=曲がりが後に出やすい
って解釈してもいいと思ってマース。
数値としては
2.46~2.49 低RG
2.50~2.55 中RG
2.56~ 高RG
って考えていいと思いますね。
これがRGです。なんとなく分かりました?
勘違いしてはいけないのが
低RG=曲がる
高RG=曲がらない
は違います!!!
この解釈は絶対にしないでくださいね!!!
力を先に出すか、力を後に出すかです。
走るといわれている高慣性のほうが大きく曲がったりする人もいます。
あしからず。
続きまして、
ΔRGなんですけど…
これ説明しにくい!!!!!
どうしよう!!!!!笑
今回は先に数値を説明します!
なので、「こういうものなんだな」と、認識していただいたほうがいいです!
物理的に説明できないので('ω')ノ
ΔRGは
0.000~0.060
の間でなければならないという決まりがあります!(じゃっかl)
で、筆者の解釈では
0.000~0.035 低ΔRG
0.036~0.050 中ΔRG
0.051~0.060 高ΔRG
こんな感じです!
そうですね~なにかに置き換えると
ΔRGは「向きを変える力」という解釈をしていいんじゃないでしょうか!
車で言うところのハンドルですね!
ΔRGが小さいとハンドルを少しだけしか回せません!
ΔRGが大きいとハンドルを大きく回すことが出来ます!
なので、基本曲がり幅の大きいボールは、大抵ΔRGが高いです!
逆に、曲がりの幅の小さいボールは、大抵ΔRGが低いです!
こう認識してみてくださいな!
そんでそんで、メーカーのボール製品のカタログを見たときに
僕の今説明した「RG」と「ΔRG」ってのが書いてあると思うんです!
このRGがこの数値だから曲がり始めが奥なんだー!
とか
このΔRG小さいってことは曲がり幅が小さいボールなんだなー
って解釈が出来るようになってるとおもいます!
ただ、あくまでも「こういうポテンシャルを持ったコア」ってことで考えておく必要があります。
カバーが違えばまったく違う動きにもなるので
カバーとコアの組み合わせがとっても動きに左右されますのでそこらへんご注意!!!
で、次回!前回のカバーの話と今回のコアを踏まえたうえで!
「自分にあっているボール?編」
を説明したいと思います!!!