【理想と現実】硫黄島⑧【規則は厳守】 | 今日の出来事や思ったこと

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オッサンがたまのお出かけや食事、言いたいことを書き残すブログ

トイレへ行きたいオッサンはこの時、

無心で駆け抜けております。


だがしかし、何か見つけると、

つい立ち止まってしまい見てしまう。

仕方あるまい、もう多分、

硫黄島に一生来ることはないだろうから。

何か写り込んだな…多分、指か。


グーグル先生にお尋ねすると

再会の碑というものらしい。

昨日の敵は、今日の友。

確かに良い言葉だとは思う。

しかし、米軍機が離発着する時は

ヒャッハー!退け!日本の航空機どもよ!!

というのが現実。

ある意味、敗戦国とか戦後は

まだ終わっていないように感じます。

ロシアとウクライナ…

ソ連時代は一つの国だけど、今日は敵。

言葉のようにはいかないのが現実か…。


今日の訓練も、ご安全に!


さて、かなり宿舎に近い所まで

帰ってきましたよ。

向こうに現代の建物やトラックが見える。


硫黄島は航空基地の島ゆえに

自衛隊や米軍の人がほとんどなんですが、

工事関係者など民間企業の方も

ある程度の人数が滞在しています。

プレハブ宿舎に滞在しているんですね。


一応、民間人の方が利用する売店も

あるんです。

時間限定、商品の品揃えも限られてますが

あるんです!


その近くにはB-29爆撃機のプロペラが。


じゃあ、コイツはB-29の胴体か?…

と、思っていたら

このガラクタはB-29ちゃうで、

クラッシュした輸送機やで!

という内容の英文がテプラで貼ってあった。


日本軍の対空機関砲の残骸ですかね。


さて、ここから宿舎は目の前。

オッサンはトイレに行き用を足せました。

ええ歳して、お漏らしはしなかった!

我ながらよく耐えた、感動した!!


さて、このような硫黄島ですが…

人間は、生きるためには食事が必要です。

食事についても触れてみたいと思います。

宿舎のあるエリアの一角にあるのは

硫黄島食堂。

この硫黄島食堂は自衛隊基地のものですが、

民間人にも解放しています。

何故かというと、硫黄島唯一の食堂です!!

ここで食べないということは

売店のカップ麺やお菓子しか

食べられず栄養が偏るのは確実。


中は撮影できませんが、

自衛隊員も米軍も民間人も黙食。

感染症対策ですね。

テーブルに座るのも対角線しか椅子がない。

島ゆえに食料や水は大切ですから、

調理員の方々の残飯ゼロを目指す

強い熱意が印象的でした。

「列にあと15人並んでますから、

あと15枚だけ肉を焼きます!」

みたいな感じで、

キッチリ人数を把握してました。

この硫黄島に滞在するのには

入島許可証みたいなのがありますが、

硫黄島食堂で食事をする時は

これを持参しないといけません。

ある時、民間人のオッチャンが3人、

入島許可証を持たずに食堂に来て並んで

セルフで盛り付けをしてましたが…。


自衛隊調理員

「すみません、入島許可証を

持ってきてもらって良いですか?

まだ閉めるまで時間の余裕がありますし。」

民間人のオッチャン

「あぁ、次回から持ってくるからええやろ。

もう並んでるし、盛り付けの途中やし。

ほな、いただくで〜。」

自衛隊調理員

「ここは入島許可証を持参しないと

食事はできないと知っているでしょう!?

アンタええ歳して、こんなことで指導されて

恥ずかしくないんか!?

アンタを許して、皆んな同じように

許可証を持たずに来られたら迷惑なんや!

盛り付けの途中でも取りに行きなさい!」


民間人のオッチャンはしぶしぶ入島許可証を

取りに行ってましたが、食卓に付いてからも

しばらく文句を言ってたけど…黙食ですよ。

やはり厳しいね、自衛隊の規則厳守は。


さて、オッサンはおとなしく

食事をいただきます。

ガツガツ、ガッツ石松。

ごちそうさまでした!

何か、視線を感じるけど気のせいか?


決して量は多くはないが、

必要な栄養はちゃんと考えてメニューが

決められているのでしょう。

硫黄島では太めの自衛隊員は見なかったな。

ランニングしている人も多かったし、

コンビニで夜食を買い食いとかできないから

健康的な生活になっているのか。

いや、売店はあるけどね。

品揃えとか、いろいろ諸般の事情がね。

ともかく、硫黄島ではここしか

食べる所はありませんよ、という話です。


僕もご飯食べたいニャ〜!



食事の時間になると、
付近の猫ちゃんがニャ〜ニャ〜と
食堂付近に集まってくるんですよ。

〜続く〜